続々々・メガネのつぶやき

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08−09 その34 インテル−ユベントス

 イタリアダービー。内容はともかく勝ち星だけは積み重ねているインテルか、内容と結果が伴い目下絶好調のユベントスか。
インテル 1−0 ユベントス
スコア:72分 S・ムンタリインテル


 1点を争う好ゲーム、期待に違わぬ好ゲームだったと思います。それを演出していたのが、両チームの守備の堅さ。インテルはサムエル、マテラッツィカンビアッソの3人を中心に人にぶつかる守り方、特にアマウリに対してCBの2人が交互に激しくぶつかることでアマウリにほとんど仕事をさせないことに成功。ユベントスはこれにより前線でタメが生まれず、ここ最近のいい内容の試合と比べると2列目、3列目からの効果的な飛び出しが少なかったような印象を受けました。一方のユベントスはディフェンスラインを非常に高い位置で保って中盤をコンパクトにすることで、インテルにロングボールばかり蹴らせることに成功し、2トップの裏への飛び出しに対しても統制の取れたラインコントロールでオフサイドを数多く取れていました。結果的にはインテルが一瞬の隙を突いて1点を奪って勝ちを収めはしましたが、両チームの守備の頑張りが目立つ、個人的には非常に好きな展開となった試合でした。