続々々・メガネのつぶやき

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07−08 その19 プレミアリーグ チェルシー−マンチェスター・C

 ようやく本来の姿を取り戻しつつあるチェルシーのホームに、現在3位と好調のマン・Cが乗り込んだ注目の1戦でした。
 16分、ペナルティボックス右隅でランパードのパスを受けたエッシェンが、逆サイドネットに見事なシュートを叩き込んだのを皮切りに、31分には再びランパードからの素晴らしいパスを受けたドログバが難なく決めて2−0。そこから一瞬マン・Cがペースを掴み、2度ほど決定機をつかむも決められず前半終了。まだマン・Cも先に1点を返せば勝ち点の目がありましたが、56分にシュートのこぼれ球に反応したドログバがこの日2点目を決めたところでジ・エンド。その後はマン・Cの中盤でのプレスが完全にかからなくなり、チェルシーがやり放題。J・コール、カルー、シェフチェンコが決めて結局6−0。緊迫したクロスゲームを予想していたのですが、蓋を開ければ完全にチェルシーのゲームになりました。緊迫したクロスゲームを予想していたのですが、終わってみれば完全にチェルシーのゲームとなってしまいました。
 それにしても、チェルシーにはあらゆる部分で「勝負強さ」と「正確性」が戻ってきましたね。この間のCLでもそれは感じられましたが、この日はさらに凄みを増していた気がします。で、個人的に特に戻ってきたなぁと感じるのがランパード。ハーフライン辺りからのミドルパスやサイドチェンジは非常に正確でしたし、隙あらばバイタルエリアまで迷うことなく上がっていく姿は、チェルシーが最も栄華を誇った2シーズン前の時のランパードそのもの。これからのチェルシーは、本当に目を離してはいけないでしょうね。
 一方のマン・Cはシーズンに1度あるか無いかの完敗。ただ、見るべきところが無かったわけではなく、35分前後にはチャンスを掴んでいましたし、個々の動きは悪くなかったと思います。まあ、今季はかなりの内弁慶ですし*1、カラッと忘れて次に臨むべきでしょうね。

*1:ホームは6戦全勝、アウェーは1勝1分け3敗。