続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

09−10 その3 マンチェスター・U−チェルシー

 日曜日に行なわれてコミュニティシールドをようやく見れたので、短く。
マンチェスター・U 2(PK1−4)2 チェルシー
スコア:10分 ナニ(マン・U)
     52分 R・カルバーリョチェルシー
     71分 F・ランパードチェルシー
     90分 W・ルーニー(マン・U)


 開幕を1週間後に控えていることも合ってか、球際の激しさやぶつかり合いは弱めだったようにも見えましたが、それでもアイデアの豊富さ、そのアイデアを具現化できるプレー精度は素晴らしかったですね。滅多に見れないPKまで見れましたし。
 チェルシーから。既報どおり中盤ダイヤモンド型の4−4−2で来ましたが、立ち上がりから2、30分は押し込まれてランパード以外の中盤が思ったより下がってしまい、ちょっと前後が分裂していたようにも見えましたが、ランパードが気を利かせてちょっとポジションを下げて中盤をコンパクトにできて以降は大崩れが無かったかと。そして、何より目立っていたのがドログバの強さ。ちょっと競り合うのに難しいミドル・ロングパスでも、胸トラップで収めちゃいましたからね。で、やる気がないとすぐすっ転ぶのに、この日は立って立って立ちまくってプレーしていたところを見ると、アンチェロッティ監督はしっかりとハートを掴めたのかなぁと。これは地味に大きい。同時に、ワンマンオーナーとのお付き合いの仕方もいやというほど身に沁みている人ですから、言葉の問題だけクリア出来ればスンナリ上手く行く気がします。あと、A・コールとマルダの左サイドは今年の大きな武器になるかも。
 マン・U。ロナウドテベス(特に後者)の移籍の穴はやっぱり大きいですけど(バレンシアは超不安…)、現時点ではファン・デル・サールの穴のほうが大きいですよ。フォスターはもちろん経験値は少ないけど、代表戦士様でマン・Uのゴールマウスに鍵をかける人にそんなエクスキューズは通用しないところ。このままフォスターでいくのか、クシュチャクでいくのか、いずれにせよファン・デル・サールが最長2ヶ月戻って来れない中、変な崩れ方をしないことを祈るばかりですね。そして、マン・Uもエブラとナニの左サイドが注目。