続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

某雑誌風

 先日、こんなエントリを書きました。

 

re-donald.hatenablog.com

 

 この時は、総人数がどうとかA契約がどうとか、そっちの方面中心に考えてみたわけですが、今日はその補足ともなりえる視点で。それが「年齢別」。各ポジションごとに、現状を見ながら私的考察を。

 

 

  GK
37歳 阿部
36歳  
35歳  
34歳 林、児玉
33歳  
32歳  
31歳  
30歳  
29歳  
28歳  
27歳  
26歳  
25歳  
24歳  
23歳 波多野
22歳  
21歳  
20歳  
19歳 野澤ブ
18歳  

 GK。息の長いポジションとはいえ、34歳以上か23歳以下しかいない、かなりいびつな年齢構成に。林が大怪我からカムバックできるか分からない状況を鑑みれば、何気に最重要補強ポイントな気もしてきます。狙いはもちろん「林、波多野と競争できる30歳前後(できれば30歳以下)のJ1経験者」。その視点で他クラブの選手を見渡して目につくのは、ヤクブ・スウォヴィク(仙台 31歳)スベンド ブローダーセン(横浜FC 25歳)の2人でしょうか。

 両チームとも前節でJ2への降格が決まり、クラブの金銭事情も潤沢ではないなか、来季もそれぞれを確保しておけるかは微妙なところ。で、スウォヴィクは1年半、ブローダーセン半年間、各チームで守護神としてプレーし、個人的な見立てですが、実力はJ1でも上位レベル。年俸3~4000万円で獲得可能であれば…というところでしょうか。

 

 

  CB 右SB 左SB
37歳      
36歳      
35歳     長友
34歳 森重    
33歳 オマリ    
32歳      
31歳      
30歳 ウヴィニ    
29歳      
28歳      
27歳 山田    
26歳      
25歳   鈴木準 小川
24歳 渡辺 中村帆  
23歳 岡崎、蓮川    
22歳   岡庭  
21歳      
20歳 木村 中村拓 カシーフ
19歳 大森    
18歳      

 DF。SBは…もう十分でしょう(苦笑)。問題はCB。まだまだJ1でもトップレベルとはいえ、森重は30代半ば。渡辺は今季に限れば伸び悩み、オマリ・ウヴィニも一長一短。来季、岡崎、蓮川、木村、大森の誰かが大化けしてくれれば…という願いはあるものの、これは希望的観測。となると、少なくともオマリや渡辺を、出来れば森重すらもうかうかしていられないレベルの選手が獲得できれば万歳。

 先日のエントリでは荒木 隼人(広島 25歳)大崎 玲央(神戸 30歳)エドゥアルド(鳥栖 28歳)エンリケ トレヴィザン(大分 25歳)といった名前を挙げました。荒木やエドゥアルドは主力オブ主力なので難しいかもしれませんが、大崎は高さのみならず足元の上手さもあり、年齢も働き盛り。今季は完全にポジションを奪われていて、獲得の目はあるかと。ドレヴィザンはコロナの影響で合流が遅れたものの、6月からは不動のスタメンに。こちらも大崎と似たタイプで、年齢もまだ25歳。大分がJ2降格となり、本人がJ1を望むのであれば声をかける価値はある印象。

 強いてもう一人挙げるなら、キム ミンテ(札幌 27歳)。シーズン後半は丸山を怪我で失った名古屋にレンタル移籍。札幌に戻って再度競争するか、名古屋が層の厚さを増すためにそのまま買い取るか、この二択のどちらかになると思いますが、どちらにもならないのであれば…というところ。

 

 

  CH(IH) 右SH(WG) 左SH(WG) トップ下
37歳        
36歳        
35歳       高萩
34歳        
33歳        
32歳 青木      
31歳 三田 ディエゴ、東 アダイウトン  
30歳        
29歳        
28歳       レアンドロ
27歳        
26歳 アルトゥール      
25歳     渡邊  
24歳 安部 紺野    
23歳 鈴木喜 内田 宮崎  
22歳 品田      
21歳 平川      
20歳        
19歳        
18歳 梶浦、松木   安田  

 MF。CH(IH)は、正直思い切って若手全振りでもいいぐらいの様相。品田or鈴木喜(水戸にレンタル移籍中)がアンカー、安部と松木インサイドハーフ、夢あります。SHも、今季のプレーぶりを評価すれば、ディエゴ、アダイウトン+渡邊、内田で十二分に戦えそう。トップ下は一部報道で香川真司なんて名前も出ていましたが、レアンドロがメンタルを保ち、高萩がフィジカルを保てるのであれば問題なし。

 先日のエントリでは、CHに関して選手層アップもにらんで前 寛之(福岡 26歳)田中 聡(湘南 19歳)鈴木 徳真(徳島 24歳)といった名前を出しました。個人的には、三田、アルトゥール(東、宮崎)とお別れし、浮いた人件費でこうした日本人の中堅どころを狙ってみても面白いと思いますが、U-25の選手たちに期待する!と決めて、多少の人員整理に終わるのであれば、それならそれで。

 

 

  FW
37歳  
36歳  
35歳  
34歳  
33歳  
32歳 永井
31歳  
30歳  
29歳  
28歳  
27歳  
26歳  
25歳  
24歳  
23歳  
22歳 田川
21歳  
20歳  
19歳  
18歳 野澤零

 FW。永井に関して、私は「ようやく肩の怪我の影響が薄れつつあるか?」と見ていて、来季も断然ファーストチョイス。徳島戦を見ても、ディエゴは今のチームバランスなら――来季は新監督次第だが――SHが適位置。

 で、セカンドチョイスが田川でいいか?…物足りないですね、正直。先日のエントリでは藤本 憲明(神戸 32歳)西村 拓真(仙台 25歳)佐藤 亮(北九州 24歳)という名前を挙げましたが、今東京にいないタイプ――前線でポストプレーレイオフ時に身体を張れて、かつ、プレッシングにも貢献できる――で、経験十分な選手という目線で、山﨑 凌吾(名古屋 30歳)山岸 祐也(福岡 29歳)なんかも面白い気がしています。

 

 

 いずれにせよ、各ポジションとも25~30歳のカテゴリが手薄な状況はお分かりいただけたかと。ここの年齢層の(即)戦力を獲得するのか。中間層には手を付けず、O-30に別れを告げて、全体的にU-25に賭けるのか。それとも、別の目線で動くのか。報道によれば、新監督はほぼあの人で確定。フロントも含めた新体制の判断、決断に一喜一憂する日が近づいていますね。