続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

Jリーグディビジョン1 第25節 京都2−1東京 レビュー

 うーん、何ともいえないわびしい気持ちになったことはあるかい…っていう電気グルーヴの曲の歌詞が浮かんでしまった試合。ナビスコの後、カボレなき後で勝ちたかった試合でしたけど、頭の15分を支配されてそこで点を許し、その後ガラッと流れを変えて盛り返すも前半のうちに追いつけず(これが一番痛かった…)、なんとこさ同点に追いつくも、またしても選手交代が機能せずに押し切れず、逆に引き分けでもよかった試合運びをしていた京都に平山の軽いミスからのカウンターを浴び、それを止めきれず勝ち越しゴールを許しての敗戦。終わってみれば、京都の術中にハマってしまった試合だったんでしょう。
 細かい点は1つだけ。それは赤嶺について。格段に良かったとは言えませんが、なぜ45分で代えられたかが分かりません。チームとしても、前半はサイドからのクロスがこれまでにないくらい多く、赤嶺も1、2本ピタッと合わせられていて、そこを意識させつつ中では平山がポストプレーや潰れるプレーでチャンスを演出していましたからね。また、達也のFW起用は一度見たかった形でしたけど、結局はサイドで使われるのとさほど変わらないプレーしかできず(指示なのか、達也自身の判断なのかは不明)、結果的に中が弱くなっちゃいましたからね。ああいった使い方をする(使い方になる)んであれば、これまでどおり6〜70分で羽生orナオと交代する形で十分。なんなら、羽生をトップ下に持ってくる4−2−3−1にした方が、まだ可能性はあったかと…ってのは結果論過ぎますね。
話を赤嶺に戻しますが、カボレが移籍し、そのポジションで使われた、ようやく出番が来たことに対する矜持は並々ならぬものがあったはず。腐っても(って言い方は赤嶺に失礼だけど)昨年のチーム内得点王ですし。そういった中での、まさかのハーフタイム交代。これまでの鬱憤を晴らすためには、そして、ある面で城福監督を見返すためには結果=ゴールが必要なわけですが、カボレなき後の初戦でこういった使われ方をされてしまうと…心情は推して知るべしと言ったところでしょうかね。次の試合は、何の因果か平山が累積警告で出場停止。となると、ゴールを期待されるのはこれまでにないくらい。負けんな!
 最後に、吹き荒れる火山灰にも負けず、試合後の豪雨にも負けず、鹿児島まで行かれて応援された皆様、本当にお疲れ様でした。