続々々・メガネのつぶやき

主にFC東京、サッカー、当たらない競馬予想の3本立て。思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

Jリーグディビジョン1 第13節 東京2−3川崎 プレビュー

 昨日は、大人気なく完全負け惜しみモードで乱文を綴ってしまいました。スミマセン。今日は少し冷静にいくつか振り返ります。
 まずは…良かった方からいきましょうか。とにかく目に付いたのが、両CBから始まるビルドアップ。今野&ブルーノのコンビになってからというもの、「苦し紛れのロングボール」が激減し、代わるようにCBから攻撃が始まるケースが激増している印象があります。もちろん今野&ブルーノのボールキープの良さもあるんですけど、例えば今野がノープレッシャーでボール持った場合、SB・ボランチいずれか(場合によっては両方)・ブルーノとでパスコースが少なくとも2つ、多ければ4つある状態を多くの場面で作れていて、しかも、1人がダラダラと持ち続けるんではなく短いパスでも誰かに当ててすぐに動き直すことで、相手のプレスが的を絞れなくなりますし、常にボールホルダーが優位な形でトラップやキープが出来ることで、次のアイデアをすぐに実行に移せるスムーズさもかなり増したような感じ。今まではそんなことしてたら怖くてしょうがなかったですし、方々から「早く前出せよ!」なんて声が聞こえていましたが、今はそういう声もだいぶ減って、余裕のパス回しに「オーレ!」の声が出るほど。いやぁ、ファンは現金なもんです(笑)
 そしてそして、バックパスを恐れなくなりましたね。それこそ、3、4月はちょっと前が塞がったらすぐロングボールというシーンがかなり多く、そこに精度があったりすればまだいいんですが、半分以上はアバウトなボール。それを前線が毎回収めるってのは到底無理な話ですし、セカンドボールも大して拾えていなくて嫌な形で逆襲を受けるというシーンも散見されていました。ただ、今は「押してダメなら引いてみな」が徐々に実現できつつある感じで、「CBからSBorボランチにボールを当てる(CBはすぐに動きなおす)→受けた選手に次のパスコースがないor少しプレッシャーを感じる→すぐにCBに下げる→もう一度組み立て直すorそこにもプレッシャーが来たら、権田まで下げる」ってな形がよく見られ、とにかく「パスを出した後の動き直し」「バックパスもパス」という点に劇的な意識変化が感じられます。もちろん安易なミスはちょいちょいありますが、そこで腰が引けてしまっては元の木阿弥。やってる方も見てる方も、多少のミスには目をつぶって今の形を貫くべきでしょう。
 ただ、問題なのは「今野&ブルーノのCBコンビだからこそ、このサッカーができている」という点。ブルーノが退場したことを受けて茂庭がCBとして久々にプレーしましたが、やはり今野と見比べると、ボールを持った際の「オドオドしている感じ」がビシビシ伝わってきて、見ていてハラハラしてしょうがありません。で、幸か不幸か次のナビスコ京都戦は、今野が代表選出、ブルーノがサスペンション*1と、CBコンビがそっくりいません…ってのは、また後日プレビューで。でも、茂庭も佐原も平松も吉本も、足元のプレーを相当磨かないと…という感じです。
 あとは端的に挙げれば、「ナオが依然キレキレ」「米本が高値安定してきた」「徳永の無駄走りがすごい」「平山いいよー、平山」ぐらい。とにかく、個の良さが組織にいい反応をもたらしている感じは受けました。


 悪かった点は…やはり2−1、あるいは2−2で食い止められなかった点ですかね。それぞれの失点の起因となったブルーノのファウル、梶山のタックルについては、昨日負け惜しんだので今日はノーコメント。問題は2失点目の際にクイックリスタートを許してしまった点と、一人少なくなった後にとった「4−4−1でブロックをしっかりと作って耐える」ことへの意思徹底をやりきれなかった点でしょうか。クイックリスタートについては、完全に集中力切れ。あの時点で東京の選手たちが相当フラストレーションを溜め込んでいたのは分かります。分かりますけど、誰かが冷静であるべきでした。それが誰かと言われると…あの場面では今野がそうあるべきでしょう。梶山がファウルを取られたことへの悔しさをボールにぶつけていましたが、そのボールを保持したまま文句を言う…ってのは、結果論過ぎますね。ともかく、谷口のシュートはゴラッソだったとはいえ、あそこであっさりと同点にされてしまったことは残念でした。
 もう1点。ブルーノが退場した後に4−4−1にしたのは間違っていないと思います。茂庭が入った時点ではまだ勝っていたわけで、そこでしっかりとDF−MFの2ラインでブロックを作り切れれば、もっと長い時間耐えられていたと思いますし。ただ、茂庭→石川という交代をしたことで、その後平山を右サイドハーフに置いた決断の是非はともかく、その平山が「わしゃどうすりゃいいんじゃ?」という動きになってしまったのが残念と言えば残念。結果的にどこにベースポジションを置くのか、主に誰を見るのか、森の上がりに何処までついて行くのか、そのいずれもが中途半端になってしまい、そのサイドを完全に崩されての3失点目ですからね。もちろん本職のポジションではないわけですし、仮に東京がボールを奪ったらすぐに切り替えて前に行かなければ行けない役割もある中だったので、相当難しい状況ではあったと思いますし、もし羽生さんが怪我なくピッチにいてくれたら(交代枠をあと2つ使えたとしたら)もっと打つ手はあったと思いますが…うーん、あまりに結果論すぎて、これ以上は何も言えません(苦笑) ただ、4−3−2にシフトする時間帯は間違っていなかったかと。もう1枚、カボレ→赤嶺orユースケという交代が出来ていれば…というのも超結果論。
 …あーもう、実は昨日からこういう「もやもやエンドレス状態」でして、「ここはこうしてれば…でも、こういう選択をしたのも間違いじゃないと思うんだ…でも、結果的に負けちゃったしな…」というループ状態です。まあ、クラシコは喜怒哀楽全てにおいて引きずるマッチアップになったんだなぁと、別の意味で感慨深くなってしまう自分がいますけどね。


 というわけで、リーグ戦は5勝1分7敗の14位で中断期間に入ります。決して気持ちのいい中断への入りではありませんが、4月にはまだ色濃く漂っていた「先の見えなさ」は、少し晴れた気がしてます。ようやく、城福監督が意図するところの「ポゼッションサッカー」の一端が見えた気もしてます。代表様は抜けてしまいますが、2点目を奪うところまでの喜びを胸に抱き、3失点目を喫した時の悔しさを肝に銘じ、ナビスコ残り3戦必勝で予選突破を目指しましょう!よみうりランドのダービーも、府中のダービーも蹴って、西京極に行ってきます。すげぇ見づらいらしいですけど(苦笑)

*1:クラシコのレッド適用が6/20柏戦(次のリーグ戦)だとしたらゴメンナサイ