続々々・メガネのつぶやき

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08−09 その39 バルセロナ−バレンシア

 首位バルセロナのホームに3位バレンシアが乗り込んでの1戦。バルセロナが首位の座をさらに確たるものにするのか、バレンシアがリーグ戦を面白くしてくれるのか。
バルセロナ 4−0 バレンシア
スコア:20、28、79分 T・アンリ(バルセロナ
     46分 D・アウベス(バルセロナ


 一厘の隙も見せないまま、バルセロナが90分試合を支配し続けての圧勝。昨年の同カード@カンプノウも6−1とバルサが圧勝しましたが、その時とは雲泥の差がある真のバレンシア相手の圧勝劇で、朝から度肝抜かれてしまいました。
 攻撃は言うまでもなく完璧。1点目は中盤から裏へのフィード一発という速い攻撃での得点。2点目はDFラインからマルケス→シャビ→アウベス→フレブ→アンリと、しっかり組み立てて崩しきった攻撃での得点。3点目は相手の隙(オフサイドのセルフジャッジによる動きの停止)を突く強かさを見せての得点。4点目は途中出場ボヤンのチャンスメイクからの得点。そして守備も、ボールを奪われた時の切り替えが非常に早く、奪われた選手か近くの選手が必ずと言っていいほどボールホルダーにチェックに行くことで、バレンシアが得意としている「奪ってからのカウンター」を無力化させることに成功していました。遅攻に対しての応対も、非常に高いライン設定を敷きコンパクトに守ることで無難に応対できていたかと。ビジャの裏への飛び出し、ホアキン、マタの個人技に対する守備もまったく問題なし。速攻もできて、遅攻もできて、強かさもあって、サボらずに守備も出来て、選手層の厚さもある。はっきり言って、今のバルセロナから勝利を奪うのは、文字通り至難の業ですね。来週のクラシコ、再来週のビジャレアル戦に連勝するようなら、この時点でリーグの趨勢が決まってしまうと言っていいでしょうね。
 バレンシアは…悪夢だと思って忘れることでしょうね(苦笑)