皆さん、猫手って武器、ご存じですか?
かつて世に暗躍した忍者が使う武器の一種で、爪の先に引っ掛けて相手を攻撃するものを猫手と呼ぶそうです。なんですがー、私(の家で)は、だいぶ異なる意味でこの言葉を使っています。それが・・・
とある昼下がり。
俺「さて、昼ご飯食べるか。」
俺「ただ、なんかお湯を沸かしたりフライパン使うのめんどくさいから、
冷凍のパスタでいいか。」
俺「さ、レンジに入れて~(出来上がった音楽)~よし、皿を取るか・・・」
おい!!!皿、あっっっっつ!!!
これは持てないわ!!!
というわけで、熱い食べ物が苦手なこと(人)を「猫舌」と言いますが、熱いものを持ったり触ったりするのが苦手(あるいは持てない)なこと(人)を、個人的には「猫手」と呼んでおります。えぇ、自虐です(笑)
レトルト食品を湯煎した後の袋持つのが熱すぎたり。
コンビニで中華まん買ったはいっけど、底に引っ付いてある紙が熱くて取れなかったり
外食で温かい麺類頼んで、カウンターに置かれたものを自分で卓に下ろす際、どんぶりが熱すぎたり。
お風呂沸かした後にお湯加減確かめる際、指先で触ったら「熱っ!」ってなるのに、湯船につかったらそうでもなかったり。
猫舌は食品が口の中に入らないと事象が起こりませんが、猫手は結構いろんな場面で「おいー、勘弁してよ」って思いをするんですよ~。小さいストレスなんですよ~。でも、絶対にいらっしゃいますよね、猫手の人。
つまるところ触覚、あるいは温覚・冷覚のお話しになりますし、人によっては両方大丈夫なの方がいれば、熱い・冷たいともに苦手な方もいらっしゃると思いますが、じゃああんた、冷たいのは平気なの?と問われると、うーん・・・熱いよりは全然平気ですねぇ。自分が猫だったら、夏の外遊(アスファルト熱い)より、冬の外遊(アスファルト冷たい)を好んでいたでしょう(笑)