さて、G1ウィーク。重賞も土日合わせて4つあります。せめて、1つは当てたい!
中山11R 日経賞(G2)
◎ 14.キセキ
○ 03.チェスナットコート
▲ 02.ショウナンバッハ
日経賞はトニービンの血を持つ馬の好走が複数あり、昨年もアドマイヤデウス(父母父トニービン)が6人気3着。15年はアドマイヤデウスが4人気1着、ウインバリアシオン(父母父トニービン)が5人気2着とワンツー。また、過去5年の勝ち馬のうち4頭がキャリア15戦未満。フレッシュな馬の好走も目立ちます。
で、本命はキセキ。父母父トニービンでここがキャリア10戦目。前走の香港ヴァーズこそ揮いませんでしたが、菊花賞は無類のスタミナを見せましたし、その前は4走連続上がり33秒台と末脚も確か。天皇賞・春への叩き台だとは思いますが、休み明けも問題ないタイプ。ここは確実に走ってくれると見ました。
また、日経賞は前走G2以上、特に2400~2500mの馬が着順関係なく走るレースでもあります。となると、素直にロードヴァンドールやトーセンバジル…と行きたいところですが、先週の中山芝は逃げ馬に相当不利な馬場で、ロードヴァンドールには辛い条件だと思いますし、トーセンバジルは叩き良化型。
というわけで、ここは血統面に絞って相手には5人気以下から2頭ピックアップ。○チェスナットコートは過去5年で3連対のハーツクライ産駒。また、キャリアここがちょうど15戦目。蛯名Jはサクラアンプルールもいるなかこちらを選択。
▲ショウナンバッハは中山2500mで無類の強さを誇るステイゴールド産駒。今開催も芝2500mは2レース行われ、3着内6頭中4頭がステイゴールド産駒(人気馬ばかりではありますが)。過去1度だけ経験がありますが、それは中央再転入まもない本格化前。もう一息のレースが続いていますが、この条件で血が騒げば。
ワイド ◎⇒○ 800円 ○⇒▲ 400円
◎ 05.ギベオン
○ 04.シャルドネゴールド
▲ 03.インディチャンプ
△ 10.アルムフォルツァ
× 01.ブラストワンピース
毎日杯、過去5年の勝ち馬はすべて前走重賞で、3着内にまで目を広げても15頭中11頭が該当。しかし、今回のメンバーは前走すべて非重賞。前走オープンすら2頭だけ。
そうなると、もう1つは高速上がりを使えるかどうか。上がり34秒を切るスピードで勝ってきた馬の好走が目立ち、少頭数になっているここ2年は特に顕著。
今回、上がり33秒台で勝利経験があるのは内からブラストワンピース、インディチャンプ、ギベオンの3頭。また、3着内まで目を広げれば、シャルドネゴールド、アルムフォルツァも該当。この5頭に絞っても大丈夫でしょう。
で、本命はギベオン。デビューから2戦とも上がり33秒7。特に前走は前にいた2,3着馬がそのまま残ってもおかしくない展開をズバッと差しきった見所ある内容。また、昨年は父か母父がディープインパクトだった馬がワンツースリーでしたが、メンバー唯一のディープインパクト産駒。ここは普通に勝ち負けでしょう。
○シャルドネゴールドは戦ってきたメンバーが段違い。新馬戦でロックディスタウン、タイムフライヤーと伍して戦い、2走前はジェネラーレウーノとタイム差なしの2着。また、逃げ馬不在のなかでずっと先行してきている経験もここでは活きそう。
▲インディチャンプは連続の距離延長が不安ですが、前走の脚色は見事。今回もスローは明白で、同じ脚は使えるでしょうから、カギはどの位置でレースを進めるのかでしょう。△アルムフォルツァは結果的に阪神にこだわっての3戦目。ここ2走の相手を考えれば500万下は勝てる力のある馬で、その1つ上までいけるかどうか。
×ブラストワンピースは父、母父ともに非サンデー系。先週の阪神芝1800m以上を見ると、そういったタイプはほぼ走っておらず、ハービンジャーの重賞距離短縮もマイナス。それでいて1人気。個人的には消しに近い×です。
馬券は3連単のみ。勝つのは◎ギベオンに絞り、×ブラストワンピースも3着だけにします。
買い目 3連単 ◎⇒○⇒▲ 500円
◎⇒▲⇒○ 400円
◎⇒○▲⇒△× 各200円
◎⇒△⇒○▲× 各100円