◎ 12.ジェベルムーサ
○ 07.サトノプリンシパル
▲ 05.インカンテーション
△ 06.シグナルプロシード
△ 10.リキサンステルス
△ 01.アムールポエジー
△ 15.ハイパーチャージ
昨日の新潟ダート1800mはシンボリクリスエス産駒が6人気3着、9人気2着と相性の良さを見せ、その他の3着内馬4頭は全て父サンデー系。このレースも1回目となった4年前こそワイルドラッシュ産駒のトランセンド、Soto産駒のスーニのワンツーというダートダートした結果でしたが、そこから3年の勝ち馬の父はフジキセキ、ディープインパクト、キングカメハメハとすべて芝G1馬を輩出している種牡馬で、血統的には芝向きの適性を問われると見ています。ローテ的には言うまでもなく1000万下連対馬かジャパンダートダービー組中心でしょう。
本命はジェベルムーサ。アグネスタキオン×Rock of Gibraltarと芝でも全く問題ない血統構成で、晩年のアグネスタキオンはむしろダートでの期待値が高い種牡馬。ここ2走とも上がり最速の脚を使っていて、特に前走は早めのマクリで相当長い脚を使いながら、最後もグイッと一脚伸ばす力強さを見せての勝利。今回は1800mで追走がもう少し楽になって7、8番手ならつけられると思いますし、早めに強気に勝負する競馬をしてくれればきっちり好走してくれるでしょう。
対抗サトノプリンシパルは逃げられるかどうか、ただ1点。スッと逃げられれば勝ちまであるでしょうし、変に絡まれればどこにもいない可能性もあるかなと。それは3番手インカンテーションも同じで、大出遅れで負荷のかかった2走前から中2週、中2週という厳しいローテで、最終追いがどう見ても良くない点は気になるところ。また、2頭とも父エーピーインディ系で、ちょっとパワーに寄り過ぎている点が、このレースではジェベルムーサの素軽さに及ばないと見てこの評価にしました。押さえはインカンテーションには完敗も、1000万下で連続好走していてメイショウボーラー×シンボリルドルフで、母系に芝向きの軽さがあるシグナルプロシード、昨日の新潟ダート1800mで2頭馬券圏内を出したマンハッタンカフェ産駒で、スタミナ勝負になれば面白いリキサンステルス、関東オークス馬で、ネオユニヴァース×トニービンと芝向きの血統構成であるアムールポエジー、第1〜3回まで毎年連対に絡んでいたヴァイスリージェント系の血を持つ馬の中で(今回3頭出走)、父ステイゴールドで2走連続上がり最速をマークしているハイパーチャージまで。