続々々・メガネのつぶやき

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『キングオブコント2009』2代目王者にお笑いトリオ・東京03!(オリコン)−Yahoo!ニュース

 今日から、ブログ再開でございます。一発目は、キングオブコント。それでも病み上がりなので短く。
 まあ、東京03の優勝にそこまでの文句や不満はないかなと。ただ、1本目(835点)と2本目(953点)にそんなにデキの違いがあったか?と言われれば疑問です…というか、全ネタ16本のうち自分の感覚と実際の点数が「うん、そうだね」と(点数の高い低いはさて置き)シンクロしたのが、東京03 1本目(835点)、ロッチ1本目(807点)、しずる1、2本目(それぞれ820、831点)、サンドウィッチマン1本目(878点)の5つぐらいで、2本目なんかはジャルジャルの805点というところから、ちょっと数字ですぎ。インパルスなんか東京03とは違う意味で1本目(767点)と2本目(868点)は逆だろ〜と思いましたし、モンスターエンジン(855点)、ロッチ(804点)も3〜40点もらいすぎたかなぁと。まあ、この辺は「芸人100人」というあまりにも幅が広すぎて、嗜好がバラバラな審査になる以上はどうしようもないところでしょう。「あー、そう来るのね」ぐらいの目線の方が正解なんでしょうね。
 話し戻して、トップ3は確か東京03、サンドウィッチマン、インパルスの順だったと思いますが、個人的な印象として、「サンドウィッチマン=漫才っぽい、M−1っぽい匂いを存分に持ち込んだスピード感のあるコント」「インパルス=文字通り『4分』に収まった、全く過不足ないコント」という特長をそれぞれしっかりと周りに分からせるだけの説得力がありました。でも、優勝した東京03には「こうだった」と言わせるまでの特徴はなかった、というか「4分じゃ持ち味出しきれないでしょ」という印象を受けましたし、その他5組はそれがなおさら。インパルスあたりは準決勝後に「新ネタ(=4分に合わせたネタ)で勝てたのが…」みたいなことを言ってましたが、東京03はともかく、果たしてその外の若手(サンドは例外)がどこまでこのルールの中で最大限を出そうとしたのかが今ひとつ伝わってこなかったのが、残念でした。どんなネタを持っていて、どんなネタで勝ちあがってきたのは分からないまま言ってるので、もしかしたら的外れなことをいってるのかもしれませんが、でも、テレビの前にいる大半の人はそうであるわけで、若手がここで突き抜けられなかったのは残念だし、ちょっとだけ怒りもあるかなぁと、というのが率直な感想でした。