続々々・メガネのつぶやき

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09−10 その15 マンチェスター・U−マンチェスター・C

 ようやく見ました、噂のマンチェスターダービー。えらい展開になった、というのだけは文字情報で見ていて、それなりの展開には驚かないつもりでしたが…
マンチェスター・U 4−3 マンチェスター・C
スコア: 2分 W・ルーニー(マン・U)
     16分 G・バリー(マン・C)
     49、80分 D・フレッチャー(マン・U)
     52、90分 C・ベラミー(マン・C)
     95分 M・オーウェン(マン・U)


 いやぁ、ホントに凄かった。病み上がりにはきつすぎるでしょ、これ(笑)
 内容は「マン・Uの自作自演」だったと思います。4得点はいずれも相手の小さな隙を見逃さないものばかりで、その他の攻撃や中盤の激しいプレスなど見れば「さすが、らしいなぁ」と思わせましたが、その一方で1失点目はフォスターの、3失点目はリオのなんでもない凡ミスから生まれたものでしたし。少なくとも3−2で勝っておかなきゃいけない流れで、そんなことは百も承知なはずのリオが、あそこでつまんないパスミスをしてしまうあたりをどう見たらいいのか、ちょっと計りかねてます。勝ち続けてしまったことのチームのマンネリなのか、それともリオ個人の金属疲労なのか…。
 でも、それらを全て吹っ飛ばしたのが、オーウェンの一撃。78分からの出場で、シュートはこの1本だけだったと思いますが、ゴチャゴチャした中でポッとフリーになるセンス、厳しいプレッシャーの中でのワンタッチコントロール、そして、決して派手ではないながらゴールを外さないシュート、シビれました〜。ファーガソン監督はこういう仕事をしてくれるのを望んで獲得したはずで、途中出場ながら結果を残し始めていることにはご満悦でしょうし、オーウェンも存在感をアピールすることがマイナスにはならないはず。ここでもう一花咲かせることができるのか、これからも見て行きたいですね。
 そして、マン・Cファンには申し訳ないですけど、マン・Cは「噛ませ犬」にしかなれませんでしたね。今季終わる頃にどの順位にいるかは分かりませんが、まだトップオブトップにたどり着くには時間がかかりそうです。