CLにも増して知らないチームだらけの予備予選2回戦ですが、ローゼンボリ、アノルソシス・ファマグスタ、ヘルシンキ、フォーカーク(フォルカーク、という響きのほうが耳馴染みあるね)、オールボーとそこそこ知名度のあるチームがバタバタと倒れてしまった様子。特にローゼンボリ、アノルソシス、オールボーといった、近年CLグループリーグ出場経験があるチームがここで姿を消したのは意外でしたね。
で、3回戦の組み合わせはこちらのとおり。ちょっと「○対△の勝者」という書き方になっていて見づらいかと思いますが、注目カードを挙げるとすれば、
ローマ(イタリア)対ヘント(ベルギー)
PSV(オランダ)対チェルノ・モレ・バルナ(ブルガリア)
ハンブルガーSV(ドイツ)対ランダース(デンマーク)
フラム(イングランド)対ベトラ(リトアニア)
イエーテボリ(フィンランド)対ハポエル・テルアビブ(イスラエル)
フェネルバフチェ(トルコ)対ブダペスト・ホンベード(ハンガリー)
アスレティック・ビルバオ(スペイン)対ヤング・ボーイズ(スイス)
という感じでしょうか。ちなみに前4つは「ここから登場する強豪チーム」、後ろ3つは「ここから登場のチーム同士の対戦」で注目したところです。ローマやPSVはここからなんですねぇ。ちなみに、この次にはCL同様プレーオフが控えていますが、プレーオフには、
・予備予選3回戦を勝ち上がったチーム(35)
・CL予備予選3回戦で敗れたチーム(15)
・UEFA国別ランク1〜17位の国内カップ戦優勝チーム(17)
・UEFA国別ランク1〜3位(スペイン、イングランド、イタリア)の国内リーグ5位(3)
・UEFA国別ランク4〜6位(フランス、ドイツ、ロシア)の国内リーグ4位(3)
・UEFA国別ランク7〜9位(ルーマニア、ポルトガル、オランダ)の国内リーグ3位(3)
という括りで、合計76チームが登場します。で、グループリーグはプレーオフを勝ち上がった38チーム+CLプレーオフで敗退した10チーム=48チームが参加。まあ、何とも裾野の広い大会です。
P.S UEFAランキングの数字を眺めているだけで、酒が呑めそうだなぁ。例えば、08-09のスペインは、バルサがCLで優勝したのにその他のチームが不甲斐なかったせいでウクライナにポイントで負けている!だとか、イタリアは05-06にミランがCL制覇を成し遂げて以来数字を下げたまま…だとか、スコットランドの07-08(セルティックがCLで、レンジャーズがUEFAカップで躍進して10.250)から08-09(ともに揮わず1.875)の数字の下げ方がハンパない(笑)だとか。こういうシステムをきちっと構築できているUEFAは、なんだかんだ言ってやっぱり凄い。