続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

UEFAカップも押さえておこう

 ということで、CLだけではなくUEFAカップも今年は追いかけてみようかと思います。映像はほとんど見れないけどね!
 レギュレーションは、まずホーム&アウェーの1回勝負を行い、そこを勝ち上がった40チームが5×8グループに分かれて1回戦総当りのグループリーグを行い、各グループの上位3チーム(計24チーム)+CLグループリーグの3位のチーム(計8チーム)の計32チームでトーナメント戦を行うという若干ややこしいレギュレーションですが、その中で生まれる悲喜こもごもはCLより面白い部分があるんですよね、チーム力が接近しているが故に。
 で、1回戦のカードはこちら。40試合もあって全部は見てられないので、注目の5試合についてプレビューを。
1:ミラン−FCチューリヒ
 不本意ながらUEFAカップに回ったミラン。それでいてセンデロスフラミニザンブロッタ、(レンタルバックで)ボッリエッロ、(アンチェロッティ監督が望んではいなかったものの)ロナウジーニョシェフチェンコと積極的に補強を行い、派手な陣容が整ったようには見えます。ただ、平均年齢の高さは相変わらずですし(セリエA開幕戦のスタメン平均年齢が30歳を超えていたようで!)、前線がダブつき気味ですし、相手どうこうではなく自分たちで自滅しないかが心配。まあ、ここで負けることは考えづらいところですが、ある面で要注目のチームがミランですかね。


2:トッテナムヴィスワ・クラクフ
 CL予備予選でバルセロナ相手にトータルスコア1−4ながら健闘を見せたヴィスワ・クラクフですが、よりによってここでもババを引いてしまいました(苦笑)。ただ、バルセロナを苦しめたゲームがここでも出来れば、ジャイアントキリングがあっても不思議ないかと。逆にここでトッテナムが敗れるようだと、ファンデ・ラモス監督の首が…ね。


3:エバートンスタンダール・リエージュ
 知名度もあるチーム同士の対戦で、最も力が接近しているであろうカードその1。スタンダール・リエージュはCL予備予選でリバプール相手にトータル200分以上0−0で持ちこたえながら最後の最後で力尽きたわけですが、何の因果か相手は再びイングランド・マージーサイドのクラブであるエバートンとなりました。スタンダール・リエージュとしてはモチベーションの上がる材料で、補強が上手く行かなかったエバートン相手なら十分勝機があるでしょう。


4:ボルシア・ドルトムントウディネーゼ
知名度もあるチーム同士の対戦で、最も力が接近しているであろうカードその2。ちなみにこの括りでの次点はレンヌ−トウェンテ、ナポリベンフィカです。話し戻して、これは1回戦屈指の好カード。ここでどちらかが消えるのは本当にもったいない、それこそCL予備予選のシャルケ04−アトレティコ・マドリーのようなカードになりましたね。ドルトムントは屈指の戦術家であるクロップ監督を招聘し、イ・ヨンピョ、オボモイエラ、ジダンなどを補強。一方のウディネーゼは移籍の噂が多かったコーダ、インレル、ディ・ナターレを残留させることに成功し、久々に継続性のあるチーム構成となった印象。独特な3−4−3を売りとするウディネーゼに対し、クロップ監督がどう分析してどう戦うのか。これはどうにかして試合を見たいなぁ。無理だけど。


5:セビージャ−SVザルツブルク
 日本人枠(笑)。なんですが、ツネさんの出番が激減しているようで、果たしてどうなのか。セビージャという強烈な相手にどこまでできるのか見てみたいんですけどねぇ。…だから見れないんだって!(泣)