続々々・メガネのつぶやき

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横浜ベイスターズ−試合速報&スケジュール−試合速報−東京ヤクルト1−2横浜

 一つのことを成し遂げた、素敵なユースっ子の笑顔を見た後は、全く事を成し遂げられないまま最下位に苦しむ横浜を応援しに神宮へ。
 まずは、試合前に一つ大きなイベントが。




 ニュースでも取り上げられていたかと思いますが、皇太子ご夫妻と愛子さまがご観戦に訪れられました(天皇陛下の場合は「天覧試合」ですが、皇太子の場合は「台覧試合」と言うそうです)。なんでも第2回WBCで野球に興味を持だれたとか。ちくしょー、野球界に愛子さまを取られた(笑)






 肝心の試合ですが、ヤクルト先発の石川が4四死球とやや制球に苦しんだものの、被安打はわずかに2と要所を押さえた投球。一方、横浜の吉見が初回から1死2、3塁のピンチを招き、その初回こそしのいだものの、2回にあっさりと失点。その後も4、5、7回にヒットを浴びる苦しい投球で、いつ追加点を奪われてもおかしくない展開でしたが、何とか1失点で食い止める流れ。結果的にはこの我慢がチームを助けることになるわけですが、6回ぐらいの時点では「こりゃ散発○安打で完敗のパターンかなぁ…」と思った横浜ファンがほとんどだったでしょう。旗色が変わったのが8回。今季ここまで防御率1.13(だったはず)と安定感抜群の五十嵐の制球が全く定まらず、2つ四球を与えたうえで村田にタイムリーを浴び同点(ホントはこの後満塁になって、金城で仕留めたかったんですが…金城は終わってしもうたんか?)。その裏、木塚が2、3、4番というヤクルトの好打順を3人でピシャリと抑えてさらに流れを持ってくると、9回に登場した防御率0.00のイム・チャンヨンから、なんと7、8、9番の下位打順で1点をもぎ取るという涙モノの展開。次に味スタへ向かわなければいけない私はここでタイムアップとなりましたが、このまま逃げ切ったことを道中携帯で確認し、ホッと一安心でした。
 今季横浜を生で見るのはこれが初でしたが、目に付いたのはこの日7番に入った石川雄洋。この日は4打席2安打1四球と3回出塁し、9回には大事な局面で盗塁も成功させ、勝利に大きく貢献しました。横浜高校出身、5年目の内野手ですが、昨シーズン後半から出番を得て、今季はショートのスタメンとして信頼を得ているとのこと。打率は(この試合開始前までで).263ともう一歩ですが、文字通り「俊足巧打」というタイプの選手で、いずれはリードオフマンを任せたいところです。というか、今から任せてもいいくらい。吉村が1番とかやっぱあり得ないでしょ(苦笑) 逆の意味で目に付いたのが、仁志と金城。仁志は怪我があったものの、ここまで打率が1割台でこの日も沈黙。さらに、初回にはバント失敗までしてしまう有り様で、寄る年波には…と言わざるを得ないんでしょうか。寂しいぜ。そして金城も打率.250と低迷しており、この日も2度得点圏にランナーがいる場面で打順が回ってきましたが、2度ともあっさりとした外野フライで沈没。隣の席にいた(長く横浜を見続けているっぽい)おじさんが「金城はもうおしまいですね」って言ってのが、妙に切なかったなぁ。