今日は久々に都心に出張と言うことで中央線に揺られながら行ってきたわけですが、その道すがらこんなことが。
ある駅で乗り込んできたある乗客を見た隣のある女性が、何か言いたげな顔をしながら、手摺りを掴んで立ち上がろうとしていました。パッと思いついたのは「誰かに席を譲るのか？」ということでしたが、辺りを見回してもご老人や怪我人は確認できず。何なんだろうなぁ？と首を傾げたその瞬間、隣の女性から出た言葉は何と、
「座られますか？（４、５秒の間）あれ？妊婦さん…ですよね？」
えっ！？と思って乗客をチラッと見てみましたが…
いたって普通の女性でした。ありがとうございます。
確かにやや着太り気味ではありましたが、その他のパーツを見る限りはごく普通の体型。もちろん声をかけられた方はあっさり否定されたわけで、その後、声をかけた隣の方が下車するまでの２、３駅は、その辺一体に「濃密な気まずさ」が蔓延していましたとさ。
良かれと思ってやったことですから、何と言ったらいいのか…。「好意も時にはおせっかいになる」ということでしょうか？
あと、全然話し変わりますが、安部総理が辞任を表明したそうで。帰り際号外配られてましたよ。世論・野党はともかく、味方からも強い非難があったのに耐えられなかっただとか、健康状態が芳しくないとかいろいろな「理由」が飛び交ってはいますが、そもそも参院選での惨敗によって、もともと続投する明確な、納得できる「理由」なんて無かったわけで。これはあまりにもタイミングを逸した、情けない退陣であるといわざるを得ませんね。
これで次は…麻生太郎？でも、この火中の栗を拾うのは相当な覚悟が必要かと。それこそ、手が爛れてしまっても構わない、ぐらいのね。そんな気概の政治家が、今の自民党にいるかねぇ？まあ、いなくたって誰かが選ばれるわけだけど。
