続々々・メガネのつぶやき

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19年 Jリーグ採点 其の9 東京-鹿島

 チーム史上初の開幕6戦負けなし。内容も説得力があり、昨季以上にいい入りを見せた東京。迎え撃つは、ミッドウィークのACLにて劇的な勝利を飾った鹿島。注目の上位対決、制したのは。

 

 

試合結果

J1 第7節 4/14 味スタ
東京 3 3 0 1 鹿島
0 1
             
5' 永井 謙佑       55' レオ シルバ
16'、29' ディエゴ オリヴェイラ        

 

 

東京

Pos 選手名 採点 短評
GK 林 彰弘 5.5 ファインセーブとヒヤッとするプレーが同居。後半押された時間帯でのセーブは見事だったが、失点シーンは何とかしたかった。
DF 室屋 成 5.5 久保を後方から動かしながら、守備に奮闘。特に後半は裏のスペースを狙われていたが、途中投入の大森と連携して決壊はせず。
DF チャン ヒョンス 5.5 大きく目立つ場面はなかったが、自らのゾーンに入ってきたボール・相手にはしっかりと対応。
DF 森重 真人 6.0 特に前半、攻撃面で目立つパフォーマンス。先制点に繋がるサイドチェンジは素晴らしい精度だった。守備は及第点。
DF 小川 諒也 6.0 正しいタイミングで敵陣に入り、高い位置で起点となれていたし、先制点を生んだクロスはパーフェクト。
MF 久保 建英 6.0 昨季後半、失速の一因となった「アシストのアシスト」役を演じ、守備でも献身的な動き。報道が過熱するのも頷ける。
MF 高萩 洋次郎 5.5 今季では最も安定した90分間。70分過ぎからの守備の狙いの変更(出て行って相手CHをチェック)も難なくこなす。これを復調の狼煙としてほしい。
MF 橋本 拳人 6.0 守備では球際での強さで何度かピンチの芽を摘む。攻撃では、シーズンイン直後と比べてスムーズに高い位置を取れるように。
MF 東 慶悟 6.0 ネガティブ、ポジティブともにトランジションが群を抜いて早い。意識の高さがそうさせていると思うが、汗をかく10番も悪くない。
FW ディエゴ オリヴェイラ 8.0 昨季のピーク時を髣髴とさせる2ゴール。守備もエンプティになるまで奮闘。前半ラストのCKからヘディングを決めていれば、9.0だった。
FW 永井 謙佑 7.0 試合の流れを早々に印象付けるゴールゲット。2点目のアシストも非常に冷静かつ丁寧。
FW ジャエル 5.0 長谷川監督にブラックジョークを吐かせてしまう低調さ。もう少し、暖かくなってから?
MF 大森 晃太郎 6.0 劣勢となった後半、室屋と共闘して右サイドの守備に寄与。攻撃でもスルッとカウンターに絡むシーンがあり、貴重な「セットアッパー」になっている。
MF 岡崎 慎 こちらは「クローザー」として試用。先制逃げ切りは昨季の黄金パターンだけに、徐々に信頼を勝ち得てほしい。
MG 長谷川 健太 6.0 ジャエウが誤算だったが、90分を通して見れば十分納得しうる内容。次節の大一番に向け、自信は積み重なったか。

 

 

鹿島

Pos 選手名 採点 短評
GK 曽ヶ端 準 5.0 2,3失点目はどうしようもなかったが、1失点目…も仕方ないか。とは言え、味方を引き締めた場面もほぼなく、及第点とは言いがたい。
DF 小田 逸稀 3.5 攻め上がる回数は多かったが、精度もアイデアも連携もなく。守備では晒される場面が多かったが、食い止められず。今季リーグ初出場は苦い結果に。
DF 犬飼 智也 5.0 後半はやや持ち直したが、前半は最終ラインを統率できず。例えそれが急造だったとしても、前半はあまりに不安定だった。
DF 町田 浩樹 4.0 3失点すべてに絡んでしまった前半。スピード勝負が持ち味ではないとはいえ判断が稚拙で、自らを立て直せなかった。これを教訓と出来るか。
DF 安西 幸輝 5.5 劣勢の前半でも、1,2本良いクロスを供給。後半はよりアグレッシブに敵陣に入り、チャンスに絡んでいた。
MF 永木 亮太 5.5 CHとしても右SBとしてもしっかりとプレー。3失点目を喫した後、チームメイトを集めて円陣を組んだシーンでのキャプテンシーは、敵ながら天晴れ。
MF レオ シルバ 6.0 負けはしたものの、自身のパフォーマンスは高レベル。彼一人ではどうしようもないが、彼の力はチームに欠かせない。
MF レアンドロ 5.0 今季調子の良さが伝えられていたが、この日は小田と息が合わず、右サイドで彷徨うばかり。前半での交代も致し方ない。
MF 土居 聖真 5.0 安西に外をスペースを与え、自身は中に。その判断は正しかったが、この日は中を閉じる守備にも屈指、プレー精度が追いつかなかった。
FW 伊藤 翔 5.5 沈黙の前半と、活性の後半。今季の好調さの一端は見せたが、チームをもう一押しするゴールは奪えなかった。
FW セルジーニョ 5.0 伊藤以上にボールを受ける機会を作れず、ほぼノーインパクトで途中交替。
MF 三竿 健斗 6.0 レオ シルバとのコンビは非常に堅く、東京の勢いを殺し、後半の反転攻勢を呼び込んだ。もっと出番を得てもいい。
MF 安部 裕葵 5.5 悪くないプレーぶりだったが、怖さを与えるほどだったかといえば、答えは否。
FW 山口 一真 5.5 短い時間ながら、1つ2つ印象に残るプレーもあった。
MG 大岩 剛 5.5 入りの悪さを矯正できなかった点は大きなマイナスだったが、それでも選手交替等で盛り返したのは評価されていい。