続々々・メガネのつぶやき

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小倉大賞典

 冬の小倉開催おなじみの中距離重賞、小倉大賞典です。過去の傾向を探ると…

1:前走中央(東京・中山・京都・阪神)コースを走った距離短縮馬
2:中央リーディング血統よりマイナー血統

 1は前走中央コースで跳ね返されるも、自身のタイプや血統面などからローカルに替わることで能力を発揮して一変するパターンが多く、昨年の1〜3着はすべてこのパターンに該当。また、距離延長<距離短縮ははっきりと見て取れ、できれば前走中央2000m以上からの条件変更という馬を狙いたいなと。2はこのレースに限ったことではないですが、Giant’s Causewayマーベラスサンデーアドマイヤベガ、オペラハウス、パラダイスクリークなど中央のリーディングにはなりようがないマイナー血統がローカルのタフさで目覚めるというパターンが多いように見えます。これらを踏まえて、最終決断は以下のとおり。

◎ 05.ヒットザターゲット
○ 01.パッションダンス
▲ 02.ダコール
☆ 09.テイエムアンコール
△ 14.サトノパンサー
△ 15.ゲシュタルト
△ 03.ダイワズーム

 本命はヒットザターゲット。父キングカメハメハは中央でもリーディング上位ですが、小倉でもきっちり上位に入っている万能種牡馬ですし、長らく「小倉芝ではグレイソヴリン系が期待値高い」という結果が出ていますが、母父タマモクロスでドンピシャリ。また、母ラティールはご存知の方もいらっしゃると思いますが早めのマクリが得意技だった馬でしたが、この馬も2走前の福島記念で10−11−5−3というマクリの通過順を見せて4着と頑張りましたし、その時の鞍上が今回と同じ大野J。さらに、全6勝中5勝が3枠より内で、小倉でも2勝しており、前走中央→今回ローカル内枠は絶好の条件替わり。5、6番人気なら狙っていいオッズですし、ここからでいいでしょう。
 対抗、3番手のパッションダンスダコールはともにディープインパクト産駒で、こちらも中央リーディング上位かつ小倉コーストップの種牡馬。ともに母父ミスプロ系で粘りを足された血統配合で、似た者同士だと思います。勢いのある分+前で上手く立ち回れる分パッションダンスを上に取りましたが、ダコールもここ6走「中央でコケ→ローカルで馬券圏内」を続けていて、差はないと思いますね。大穴で狙いたいのがテイエムアンコール。父オペラハウス×母父ブライアンズタイムと、現代の中央コースで戦うにはあまりにも重い血統構成ですが、ローカルではこういったパワーが活きることがしばしばありますし、ハンデ戦だった2走前朝日チャレンジCでは最下位ながらコンマ6秒差、しかも直線全く追えるスペースがなかったことを考えればまだ終わったと言うには早い気がしますし、陣営が調教内容を推している点を最後信じてみたいなと。ここでダメなら…ね。あとは父キングカメハメハ&母系が短距離指向で距離短縮がハマりそうなサトノパンサー、前走はノーカウントで、外からスンナリ先行すれば力見劣らないゲシュタルトトニービンの血を持つハーツクライ産駒で、小回り内枠&北村宏Jへの手戻り+52キロは見どころあるダイワズームまで。馬券は以下のとおり。

馬連 05−01,02 各700円
ワイド 09−01,02,05 各200円
3連複F 05−01,02−01,02,03,09,14,15 各100円(計9点、01−02−05のみ200円)