続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

FC東京U-18「adidas CUP2009 第33回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会決勝トーナメント準決勝」アルビレックス新潟ユースに勝利!2年連続3度目決勝進出!!

 当日まで迷いましたが、結局行ってきました、三ツ沢。職場を定時で出ても開始ギリギリの到着予定なので、かなりムキムキと行って6時50分ぐらいに着けたんですが、着いてみたらまだウォームアップ中。「???」と思っていたら、なんと前の試合が延長・PKまでもつれたためとのこと。おかげで落ち着いて崎陽軒シウマイ弁当を食べる時間が出来たけど、なんか損した気分もあり(笑)
 で、試合。まあ、さほどユース事情に詳しくない私は「自力・地力が違いすぎたな」としか言いようがない試合だったかなと。東京の「硬質さ」は、7/12の対横浜FMユースとの戦いでその一端を見知ることができていましたが、相手が新潟に変わったこの試合はそれがより一層際立つ形となってしまいましたね。体のぶつけ合いやスタミナといったフィジカル、ワンタッチコントロールやドリブルといったスキル、3人目の動きやゴールへ向かう強い意志、攻守の切り替えの早さやカバーリングといった意識レベル、このいずれをとっても東京が圧倒的に新潟を凌駕していました。これは新潟がどうこうと言うよりは、やはり東京が「異質」なほど高い平均点を持ったチームなんだろうと思うしかないところ(新潟の「本物」を知らないから比較できない)。倉又さんスゲー!だし、それに食らいついている主力スゲー!と感嘆するしかなく、「できない時にどれだけやれるか」と言うところに埋めきれない差があったのかな?という感じでしょうかね。
 と言いながらも、東京が素晴らしかったとまで言えるかといえば、そうではなかったかな。新潟にお付き合いしてしまったというよりは自分達で難しくしてしまった感があって、それは3点目が取れなかったから。正直あっさりと2−0になった時は「あぁ、コリャ新潟には申し訳ないけどフルボッコだな」と自然に思えたんですけど、そこから先は惜しいの連発。完全に崩しきったシーンも少なくなかっただけに、そして、71分にFW2枚替えをしてさらに前の推進力を高めて攻めただけに、問われるべきはシュートの精度か、それともシュートへの思い切り不足か。ただ、7日間で5試合目という疲労が絶賛ピーク中であろう点を考えると、「しっかりせい!」とは口が裂けても言えません。お聞きした話では、ここまでの4試合の密度が一番高いんでは?というのが東京で、その中を見事に勝ち抜いてきた上でここもしっかり勝ったわけですから。そういう意味では、やっぱり逞しくて強いチームなんだと思います。
 明後日の決勝の相手はC大阪U−18。連覇まであと1つ。やっぱり、ここまできたら勝ちたいよね。