続々々・メガネのつぶやき

主にFC東京、サッカー、当たらない競馬予想の3本立て。思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

ナビスコカップ グループリーグ第3節 千葉0−1東京

 今季6度目の1−0、そして3試合連続の無失点ですか。3試合とも相手の攻撃が…な部分はありますけど、失点ゼロが続くことに越したことは無く、また、守備のやり方もだいぶ統一されてきて、特に3試合とも前半に見せていた「前に出て取る」というシーン連発には、思わず「ヨシッ!」という言葉が漏れるほど。もちろんその積極さの裏には、いなされてしまうと一転ピンチになる諸刃の剣な部分があるかと思いますが、この試合で言えば米本が前に取りにいった後ろで浄さんがどしっと構えてスペースを見てたりだとか、CBコンビも「どちらかが出たら、どちらかは必ずカバーする」という連携が取れているといったリスクヘッジがよく出来ていて、ある時間帯まではピンチらしいピンチすらない、ほぼ完璧なゲーム運びだったかと(試合の入り方はん???と思った部分がありますけど)。
 それでも、後半(体力的な面などで)急にガグッときてしまう点であったり(それを踏まえて、前半でもう1点取れればかなり大きいんですけどね)、リードしている中での後半20〜40分くらいまでのゲーム運び(ラスト5分になれば、平山のザ・キープショーが始まるんで大丈夫(笑))についてはまだまだ見直す余地が残されていますし、そもそも今の守備はトップチームに通用するものなのか?という根本の疑問もないことはないんですが、それに対する現時点での答えは、破壊力満点の攻撃陣にある程度さらされるであろう次の多摩川クラシコで明らかになるでしょう。今日の椋原の出来(後半の攻撃面は良かったけど、守備は90分通して中途半端だったなぁ)を考えると、徳永が間に合うかどうかは結構気になってしまうわけですが、今出しうるベストメンバーでどこまでやれるか、非常に注目度の高い試合になりそうです。
 個について。やっぱり今一番目が行ってしまうのは米本。梶山というパス起点の拠り所がなくなった中でどういうことが出来るのかな?と不安に思っていた部分はありますが、「ここでくれ」というタイプの梶山とは真反対の、「こちらから行きます」というボールの受け方で十分に起点になりえていましたし、「パスコース」のチョイスにセンスが感じられますし(テクが追いつかずミスになるシーンも多いけど、テクはこれから十分に磨ける)、サイドでも中央でもトップを追い越してゴール前で仕事をするシーンも2、3度ありましたし(最終盤、コーナーでキープする米本って画面が妙に頭にこびりついてます)、もちろん守備面での貢献度も高かったですし…ってもう欠かせない主力やん(笑) 今シーズンは10代の選手が戦力的にもマスコミ的にも結構ハネている(原口、山田直輝、大迫、大津、宇佐美)わけですが、マスコミの方々、ぜひ米本もお忘れなく。
 平山。まさに「あとはゴールだけ」ですね。引いて受けに来るタイミング、そこでの懐の深いキープや精度あるショートパス、滞空時間の長さ、普通ならヘディングしてしまうボールを空中で胸トラップして収めてしまうスキル(平山の好不調のバロメーターの一つが「胸トラップがピタッと来ているか(by原ヒロミ)」ですから)、速くはないんだけど抜けてしまうドリブル、という感じで、良い時の平山の特徴が出まくりの試合でした。カボレが戻ってきたとしても、今は外せませんね。しかし、もう「センターフォワード」じゃなくて「セカンドトップ」として見てあげる方が正解なのかも、とさえ思ってますよ。
 田邉。とりあえず、デビューオメ!マスコミでは結構「クリロナ」的な(あるいは、そこを目指しているという)扱いを受けているようですが、外にいるより中で受けた時(後半の羽生さんへのスルーパスは綺麗だった〜)、あるいは中へカットインする時に可能性を感じさせていることからも、クリロナさんとは全く適正が違うかなと。個人的にまだ一押しポイントが分からない状態ですし、本人は「何も出来ないことがわかったことが収穫。今後の高いモチベーションになる」みたいなことを言っていたようですが、プロの第1歩目としては十分やれたとは思います。
 浄さん。実に目立たない仕事を任された感じでしたが、それを黙々とやりきってしまうあたりは、さすが酸いも甘いも噛み分けたベテラン!という印象でした。梶山が99%多摩川クラシコでも間に合わないとなると連続起用される可能性が大だと思いますが、間接的に米本や両サイドバックがのびのびとプレーできる要因にもなれていたので、次も「テレビには映らない存在感」を見せ付けて欲しいなぁと。前半の「直立斜め飛び」には笑ったけどね。