続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

Jリーグディビジョン1第5節 東京1−2鹿島 レビュー

 随分と日にちが経ってしまいました。というのも、全く話がまとまらないため。以下、ウルトラな駄文につき畳みます。


 恒例(?)の出がけのプレビューにて、

誰が出ても、どんなシステムでも、周りから「つまんねぇ〜」と言われても、少なくとも「前半は失点ゼロで終える」という試合が見たいです。

 と書きました。実際、どういう守備の入り方をして、どこまで耐え抜いて、どこで攻めのスイッチが入れられるのかに注目しながら見ようとしていました。が、蓋を開ければ、わずか1分で鹿島のスコアボードが「ゼロ」が「イチ」になっちまいやがったわけです。例えば、このままズルズル負けてしまったなら、入り方がどうこうとか守備の仕方がどうこう書こうと思ったんです。でも、90分終わった直後、「どこまでゼロで…」という前提を一瞬忘れて「今日、良かったやん」って思った自分がいたんですよね。その辺の心情が、日曜日のショートレビューの際の「とりあえず『よくやった』と『悔しい』という気持ちが同居して交錯する、得も言われぬ気分」という書き方になったんです。
で、その日のうちに録画を見返し、日にちが経っていろいろな点を反芻してみたりしたんですが、自分にとってのこの試合の位置づけがどうにもしっくり来ないままなんです。相方に口では「今年一番面白かったね」とか「これをベースに続けられれば…」とは言いました。でも、トータルの評価として「よくできました」じゃないし、「もっとがんばりましょう」ってほど酷くもないし、けれど「良かったり悪かったり」という曖昧な位置づけにしちゃうのもなんか違うな〜という感じで、ダラダラ今日に至る次第。
 当然、いろんな方のレビューエントリを見させていただきました。自分の意見を書く上で、何か取っ掛かりがないかなぁと思いまして(苦笑)。なんですが、各々が自分の視点をしっかりと持ち、それに基づいて素晴らしいプレビューを書かれているのを見ていたら、正直凹みました。だって、「考えがまとまらない=自分の目線にブレもある」ってことでしょ?自分の中の評価基準が定まらないがゆえに、見るポイントも定まらない。かつ、この試合に関しては、見るポイントとして決めたことが1分で終わってしまった。けれど、その程度のアクシデントがあったくらいで何も書けないってどうなのよ!?ってな具合で。そこまで難しく考えるなよ、と仰っていただける方もいるかと思いますが、考えれば考えるほど「今まで何を見てきたの、俺!」とネガってしまう自分がいます。基本ネガティ部所属なもんで(苦笑)。
 そんなわけで、このままあと数日考えても何もまとまらないでしょう、きっと。なので、恥ずかしながら、鹿島戦についてはスルーさせていただきます。ただ、「今日見せたようなサッカーをベースにした上で、どこまで『Moving』のエッセンスを抽入できるか」という視点は持ち続けたいなぁと思っています。


 …なんか、開幕戦直後にこういうエントリ書きたかったなぁ。開幕直後なら、まだこんな子どもじみた内容も通用したかと(笑)