あー、一時期ナオがこんな状態に陥った気もするなぁ。それでヒロミが「左足も練習しろ!」ってことを口酸っぱく言ってた記憶もある。
カペルのドリブルのスピードはおそらくスペインナンバー1で、初対面の相手だと100%抜けるだろう。だがその武器があまりに強力すぎたため、ほかの能力を磨けず――本人の必要も周囲の要請もなかったに違いない――唯一の武器となってしまっていた。才能ゆえの限界。今のカペルの苦悩には、そんな皮肉な構造がある。
うーん、サッカー(に限らずスポーツ全般そうでしょうけど)って難しいなぁ。