続々々・メガネのつぶやき

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08−09 その9 インテル−カターニャ

 モウリーニョ監督就任後初のホームゲーム。その力を見せ付けての勝利なるか。
インテル 2−1 カターニャ
スコア:42分 プラスマティ(カターニャ
     44分 R・クアレスマインテル
     48分 オウンゴールインテル


 インテルは勝つには勝ちましたが、まだまだな感じに終わってしまった印象です。攻撃陣は個々のコンディションの良さこそ窺えたものの、綺麗な形での得点を奪うには至らず。もちろんカターニャがガチガチに引いてきた点は考慮すべきですが、まだ複数の選手が絡んで流動的な動きで崩すというところまでには至っておらず、お互いの良さを知って機能するまではもう少し時間がかかるのかな?という感じでしょうかね。ただ、そうは言ってられないのが守備陣。ようやくマテラッツィコルドバが戻ってきて、ブルディッソを加えて本職で回せるところにまではきましたが、時折あっさり裏を取られるシーンがあるなどまだまだ不安定さは否めませんし、クアレスマフィーゴの両サイドハーフの守備の意識があまり高くなく、サイドバックサイドハーフの間のスペースを突かれてピンチになるシーンもいくつか見られました。勝ってこれだけ文句をいわれるのは不満かと思いますが(笑)、やっぱり今季のインテルはそれだけ高いレベルのサッカーをして欲しいチーム。時間が解決してくれる部分もありますが、モウリーニョ監督らしいソリッドな部分は早く構築して欲しいなぁと思いますね。
 カターニャは狙い通りセットプレーからの得点を奪うも、2失点とも不運な形で献上し敗戦。ただ、この試合に限って言えば、出来た部分を大いに評価して次につなげられれば御の字じゃないかと思います。森本がこのレベルでどれだけ出来るのかは見たかったなぁ。