続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

今日の予想

 OP特別が2鞍ありますが、今日はG1に集中。


中山11R スプリンターズS(3歳上G1 芝1200m)
(昨日深夜の時点)
 ◎ 11.ペールギュント
 ○ 01.アイルラヴァゲイン
 ▲ 07.アストンマーチャン
 △ 09.アンバージャック 15.スズカフェニックス 16.キングストレイル

(今日の馬場状態を見ての心変わり)
 ◎ 07.アストンマーチャン
 ○ 01.アイルラヴァゲイン
 ▲ 06.サンアディユ
 ☆ 10.コイウタ
 △ 11ペールギュント 15.スズカフェニックス 02.プリサイスマシーン


 本命はペールギュント。初のスプリント戦となった高松宮記念で2着に入ったのもそうですが、新潟1400mで(恐らく)この距離のスペシャリストであるキンシャサノキセキに、斤量3キロ重いながらコンマ1秒差まで迫った谷川岳Sを評価。デイリー杯2歳Sもそうですが、とにかく長くいい脚を使えるタイプの馬で、行ったっきりでは粘りきれない、シュッと切れる脚では一押し足りない中山1200mは相当向くんではないかと思います。休み明けも当初からこのレース目標とのことなので調整に抜かりはないでしょうし、何が何でもと言うタイプがいないため、ペースも向きそう。斤量も久々に57キロになりますし、上村Jもすっかり手の内に入れているなかでの7番人気は狙う価値ありと見ます。
 対抗はアイルラヴァゲインアイビスSDは初の1000m戦、前走は夏負けによる調整不足と敗戦の理由ははっきりしています。<3011>で重賞勝ちもある中山1200mに替わるのは間違いなくプラスですし、最内枠を引いたことでやることははっきりしました。調教も今回はしっかりと出来ていましたし、松岡Jが(曲がりなりにも)G1勝ちのあるコイウタではなくこちらを選んだのも、可能性があると感じてるからでしょう。それこそ「対抗」としては最も無難なチョイスだと思います。
 そして(個人的な)このレース最大の肝はアストンマーチャン桜花賞で距離の限界を察した陣営は、早々に放牧に出して北九州記念から再始動しました。それ自体は問題ないですし、結果6着と敗れたわけですが、前半3ハロンが32秒1という激流のなかでまともに先行してしまった岩田Jのミスとは言えないミスが大きかった敗戦だったと思います。ただ、何故武豊Jが「最初からここ目標」のアストンマーチャンを蹴って、「毎日王冠から指導予定も、メンバーが軽いからここを選んだ」スズカフェニックスを選んだのかが、どうしても腑に落ちませんでした。まあ、スズカについては武J自身がここを使おうと進言したということなので、その意味ではスズカを選ぶのは当然なんですが、調子で言えば明らかにアストンマーチャンのほうが上。武Jが(シャーガーカップでいなかった)北九州記念の内容だけを見て悲観したのか、そもそも桜花賞の惨敗で見限ったのか…ともかく、ここでケチがついたのは事実。そして、乗り替わったのは何と中舘J。普通に考えればこれはマイナス材料で、これはありがたく消せるかな?と最初は思っていました。が、中舘Jの逃げは「ゲートはそんなに早くないのに、気がつけば先頭に立っていて、気がつけば押し切っていた」と言うタイプのレースが多い印象で、これまでもそういう競馬で勝ってきたアストンマーチャンとの相性は思ったほど悪くない、いや結構手が合うんじゃない?と、考えれば考えるほどいいイメージが湧いてきました。それでも鞍上が鞍上だけに、いなくなるときはあっさりかな?と言う点も考えて、1着の馬券だけ=まさに「単穴」と言う評価です。
 あとは、福島民報杯のようなスムーズな競馬さえ出来ればまだまだ見限れず、<3100>と手の合うヨシトミ先生アンバージャック、状態不十分も、このメンバーで武Jがこちらを選んだことは考えなければいけないスズカフェニックス、初距離は不安も、コース大得意で血統的には向きそうなキングストレイルまで押さえます。


 とまあ、この予想をしたのは昨日の深夜。しかし、一夜明けて1、2Rを見てみると、雨が激しく予想以上に馬場悪化確実。というわけで、少し組み立てを変えました。それでも昨晩の予想を乗せたのは、かなり自信があったためです。自己満足です。スルーしてください(苦笑)
 話し戻しまして、評価を上げたのはアストンマーチャンサンアディユコイウタ牝馬3頭。マーチャンの前走は荒れ馬場が…と言う評価もありますが、私はその点については違うんじゃないかと思います。現に、そのときと同じような馬場状態の小倉2歳Sを勝ってますしね*1。この雨で後ろの馬の差し脚が鈍るようなら、カルストンライトオのような逃げ切りがあっていいんじゃないかと見ました。サンアディユは当初、「前走があまりにも鮮やか過ぎて」消しでした。と言うのは、阪神1200mに替わってからのセントウルS勝ち馬のこのレースの成績は<1006>。唯一連勝したビリーヴも新潟開催でのもので、要は「中山1200mと阪神1200mでは、求められる適正があまりにも違いすぎる」のかなぁと。それでいて、あの圧勝で何と1番人気押し出されてしまったここで買うのは、ちょっとハイリスクローリターンだと思って、スッパリ消しました。しかし、「雨のフレンチデピュティ」はそれだけで買える材料でですし、この馬自身もダートが走れる上にアイビスSDは重馬場でのもの。他の有力馬が馬場変更で上げ幅がない(もしくは下げる)なかで、これだけ重による買える材料が増えるとなると、これは評価しないわけにはいかないでしょう。仕方ないです。コイウタも馬場が渋った中で勝った経験がありますし、時計がかかって追走が楽になれば前進ありと見ました。あとパドックの歩様が非常に良く見えたプリサイスマシーンを追加。基本中距離向きのこの馬にとっては、時計がかかるのはプラスだね。コイウタだけじゃなかったわ。
 一方評価を下げたのはペールギュントアンバージャックキングストレイルペールギュント高松宮記念こそ重馬場で2着に来ましたが、過去の戦歴やその後のCBC賞を見てしまうと、やはり評価を下げざるを得ません。7人気は絶好の狙い目だと思ったんですがねぇ…。アンバージャックヨシトミ先生が落馬負傷で乗り替わり。新馬で跨っていた木幡Jなので目がないことはありませんが、ヨシトミ先生でようやく△なので、ここは消しで。キングストレイルは重馬場初経験になるので何とも言えませんが、なんか「藤沢のところのお坊ちゃん」という印象の馬で、タフなシチュエーションでは力半減と見て消します。
 馬券はマーチャン頭中心で。ただ、頭がなければどこにもいない可能性もあるので、アイル、サンアディユで保険をかける感じにします。

 買い目 馬単 07→01,06 各1,000円  07→10,11,15,02 各500円
      馬連 01−06 500円  01,06−10 各300円
      3連単 07→01,06,10→01,06,10,11,15,02 各300円
      3連単2頭軸マルチ 01⇔06⇔10,11,15,02 各100円

(15:10過ぎに赤字部分を補記。)

*1:素質の違いで、という点は否めませんが。