続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

J1第14節 清水1−3東京

 「心配された雨もなく…」どころか、気温約27℃、湿度44%という厳しいコンディションになった1戦でしたが、終ってみれば東京の快勝でした。思ったことをグダグダと分かった風に羅列します。


1:福西のポジション
 6/7の練習試合と同じスタメンで臨みましたが、ヒロミの言うとおり、現状福西を活かすにはこの並びが一番なのかな?と思いました。福西はもうご存知のとおり(いい意味でも悪い意味でも)「動かない」選手。今の東京の中においてボランチで使うと、どうしてもその動かなさがマイナス面に出ることが多かったと思いますが、今日のようにトップ下に置いて、一つ前(相手からすればもう一歩踏み込まれたところ)でどっしり構えてもらうと、いい位置(相手からすれば嫌な位置)でタメが生まれ、攻撃に幅が出るなぁという印象を受けました。ルーカスとの縦のコンビネーションも悪くなかったですし、これは一つ武器になりそうな気がします。


2:ノリオ
 最高。やっぱり彼の生きる場所は「左ワイドアタッカー」ですよ。で、個人的に今日素晴らしいと思ったのが「中への意識」。今季のここまではサイドバックでのプレーが多かったせいか、どうしてもタッチライン沿いの狭いところでしかプレーができず、なんだか窮屈で、ゴリゴリの突破一辺倒でした。しかし、この日は左サイド前目の広いエリアを任されたことで、縦への突破だけではなく、中へ切り替えしての突破があったり、右で展開を作った時のフィニッシャーとしてエリアへしっかりと入ってきてボールに絡んだりと、まさに「縦横無尽」と言う印象でした。まあ、アレぐらいのシュートが打てることは当に分かっていたわけですから*1、じゃあどうやってそのシュートをフルに活かすのか、それをこれからも考えてプレーして欲しいです。もちろんクロスの精度もお願いしたいけど。


3:梶山
 いつからですか、突然梶山の運動量が増えてきたのは。と、聞きたくなるほどの変身ぶり。この日も前へ後ろへ広く動き、パス出し、パス受け、ドリブル、ボールキープ、シュート、ディフェンス、どれも高レベルなプレーを見せてくれました。これからますます暑くなってくる中で、どれだけ今日ぐらいの動き(運動量)を見せられるかが今後の注目。これに近いレベルのプレーを毎試合見せられるようになると、いよいよ梶山が「東京の王様」になる日も近いかと。伊野波との相性がいいってのも大きいでかね。


4:ユータ
 そんな梶山と、何かと比較されるユータ。梶山がブレイクスルーしかけているのを見て、自分も!と思ってくれればこれ幸い。今日も、短い時間でしたが貴重な追加点を挙げてくれましたし(しかもゴラッソ)、守備にもしっかりと顔を出していました。あとはもう少し強さを身につけて、頼れるジョーカーになってくれれば。もちろん、ユータもブレイクスルーしてスタメンに名を連ねるのが一番ですけど。


5:相手含めその他
 チョ・ジェジンがいなかったのには救われた感じ。申し訳ないが、やはり矢島では一枚落ちるね。あと、この日のエスパルスは、なんだか全体的に緩かったなぁ。ノリオの2点の要因が「シュートの凄さ=寄せの甘さ」だと思ったくらいで。西澤と岡崎を入れて、青山をあげてのパワープレーが中途半端に終わったのも救われた。…こう見ると、辛勝だね(苦笑)
 ウチのほうは、ワンチョペがいよいよピンチ。千葉戦でグッと引き寄せた信頼が、あっという間に散ってしまったかのよう。倉敷さんは(本音かお世辞かは知らないけど)「ワンチョペも、平山もいつか必要になる日が来ます」って言ってたけど、正直どうかなぁ?もう何が本当のワンチョペなのか分からん。あと、浅利のヘディングが決まっていたら、もう卒倒したね(笑)。決まればバースデーゴールだったみたいだし。茂庭の試合勘は早く戻ってきてください。
 最後に、パルちゃん素敵すぎ。背番号0と12、2匹のパルちゃんがいたことにもビックリ。

*1:と言いながら、1点目のシュートは驚いた。西部は正面ボールだったのに、全く触れないんだから。