続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

ラジオNIKKEI賞

◎ 05.カフェリュウジン
○ 08.ダイワストリーム
▲ 13.ガイヤースヴェルト
△ 10.ダイワブレイディ


 ここ3年は1〜3番人気が複数3着内に入るなど(11年は中山だったが1〜3人気で独占)きっちり人気には応えつつ、昨年の16人気3着オペラダンシングや10年の6人気3着レトなど、穴人気馬が1角を崩す可能性もあるレース。その、オペラダンシングとレトの共通項を探ると、「東京より中山で良績」「前走東京でキレ負け」「欧州スタミナ血統持ち」の3つ。福島と同じ小回りコースの中山で好走歴がありながら、前走東京でキレ負けして人気を落としたスタミナ血統馬が、再び小回りに戻ってきて一変という形で穴を開けています。また、昨日の福島芝は開幕週ということもあってとにかく内の馬しかこず、脚質も先行勢有利でした。
 それらを踏まえて、本命はカフェリュウジン。ここまで8戦2勝ですが、2勝ともに中山マイル。東京が決して向かないわけではありませんが(2着2回あり、カミノタサハラと0.6秒差というレースも)小回りの方が向くのは明らかで、前走は初の古馬との対戦&東京マイルという厳しい舞台で9人気5着なら十分(4頭出走した3歳馬の中では最先着)。父マンハッタンカフェ×母父Stravinskyという血統ですが、10年1着のアロマカフェが父マンカフェ×母父ヌレイエフ系(ハートレイク)と同構成なので悪くないですし、小回り内枠に替わって中団より前で競馬をしてくれれば面白いかと。
 ダイワストリームは父ダイワメジャー×母父タイキシャトルと小回りはもってこいの血統。自身は中山でも東京でも勝ち鞍がありここ2走1800mで3、1着と距離も全く問題なし。51キロは驚きで、そのため田辺Jが乗れずに嶋田Jに乗り替わりとなりましたが、上手く中団で溜められれば斤量を活かして…があっても。ガイヤースヴェルトは外枠だけが嫌ですが間違いなく能力上位で、父ダイワメジャー×母父フレンチデピュティという血統も○。昨日、1800m以上の芝レースで唯一外枠(奇遇なことに、同じ13番)ながら勝利したトーセンジャステスに跨っていたのが内田博J。ここもうまく導いてくれるでしょう。ダイワブレイディは全く人気ありませんが、今回のメンバーの中では最も「中山>>>東京」感のある馬なので、前走の負けは全く気になりませんし、昨日の芝1800mで父チチカステナンゴ×母父サンデーサイレンスという血統の馬が馬券対象になっていましたが、この馬も父チチカステナンゴ×母父フジキセキと同構成。先行して開幕週の馬場を利することが出来ればあれよあれよがあっても。

ワイド 05−08,13,10