続々々・メガネのつぶやき

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2025年6月22日 雑感「気になるJ G大阪-FC東京」

 暑さ厳しい6月となっていますが、土曜のJ1はゴールがたくさん生まれました。日曜のJ1もそうなるでしょうか?注目はミッドウィークに天皇杯2回戦を戦った者同士、G大阪-FC東京でございます。

 

 G大阪。天皇杯は三重相手にやや苦戦するも勝ち上がり。ターンオーバーも半分程度で、ここに向けて一部の主力は疲労面の懸念もあります。ただ、怪我人過多で人のやりくりに苦労していた時期はようやく明け、国立で0-3と敗れた試合に出られなかった主力もカムバック。

 中でも注目はウェルトン。ケガで開幕に間に合わず、今季J1初出場は5月17日まで待つことになりましたが、前節清水戦で今季リーグ初先発。65分の出場で、走行距離こそ6.5kmながらスプリント回数は14回。ハイライトを見た限り、身体も非常に締まっていて、昨季に見せた怖さがいよいよ戻ってくるか?という期待を持たせました。

 左にウェルトン、右に山下 諒也が揃うとなると、相手は相当厄介。そこに気を取られすぎて守備の網目が広がってしまうと真ん中の選手はプレーエリアが広がり、それこそボックストゥボックスタイプのネタ ラヴィ、安部 柊斗は持ち味が活かせるはず。ホームで先制点を奪い、試合を優位に進められるか注目です。

 

 FC東京。天皇杯は金沢相手にフルターンオーバー。室屋 成、白井 康介、マルセロ ヒアンは完全に温存。この1戦のみならず、来週の絶対に落とせない連戦(横浜FM、横浜FC)に向けて、さてこの試合もどう選手起用マネージメントを見せるか?まずはスタメンに注目です。

 で、C大阪戦ベースのスタメンになるのであれば、注目は室屋、白井の両サイドバック。G大阪は先ほども書いた通りウェルトン、山下の両槍を突き刺してくる予想ですが、そうなれば、まずはシンプルに対峙するこの2人の1対1が勝敗に直結するはず。

 また、C大阪戦では4-4-2でのオールコートマンツーマン気味で守備を構築。その是非はひとまず置いておくとして、G大阪も4-2-3-1の立ち位置になるでしょうから、守備のベースは変えないでしょう。

 そうなると、対峙する相手がどうこうではなく、仕組みとして一番負担がかかるのはSBだと思っていて。もっとも足を使うポジションになるなか、ここからの3連戦を考えると、両SBとも「70分程度スタメン⇒残り20分は交代選手」ぐらい思い切ってもいいと考えていますが、松橋監督が試合展開含めてどう判断するか?密かに注目したいところです。