続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

頼んます、ルメールさん!(ルメートルさんではなく)

 昨日の金杯。京都は◎セルバーグが逃げられず13着でドモナラズ。中山は◎ボーンディスウェイが直線で先頭に立ち、▲リカンカブールが上手く抜け出してきた坂下では「もらったぁぁぁぁぁ」と声が出ましたが、ボーンディスウェイが最後伸びあぐねて4着止まり。無念でした。

 さ、気を取りなおして本日。体調はいまだすぐれませんが、初的中で吹っ飛ばしたいものです。

 

フェアリーS(GⅢ)

◎ 06.スティールブルー

○ 01.ラヴスコール

▲ 13.イフェイオン

△ 02.エリカオーシャン 04.メイショウヨゾラ 05.ティンク 11.テリオスサラ

? 09.キャットファイト

 昨日の中山芝は「内枠優勢」「時計やっぱり出る」「サンデー系と欧州型の組み合わせ」がポイントとして目につきました。いずれも想定できるものだったとは思いますが、いずれも想像以上だったかなと。

 その点も踏まえて、本命はスティールブルー。近親にはテスタマッタ、ダノンクリエイター、ワンミリオンスとダートで活躍馬多数。なのに、ルーラーシップを付けて、育成で芝の直線スピードを武器に出来る馬を作るんだから、そりゃすげぇよノーザンファーム

 ってのはさておき、新馬戦、アルテミスSともに直線スピードの速さを見せていて、前走は先行競馬も経験。その前走で一歩見劣ったのは、1,2着馬が3戦目だったのに対し、この馬は2戦目だった点が大きく、力負けではないという評価。ここはルメールJを確保し、枠の並びも上々(3枠2頭に先導してもらって、その後ろを取れそう)。宗像厩舎としても、恐らく年齢的にノーザンファーム生産・育成馬で重賞を狙える最後の馬。ここは人気でも信頼してみます。

 ラヴスコールは、前走アルテミスSが「新馬戦後の距離延長ローテ」でしたが、全姉スコールユニバンスを見ても、相当力を出せない条件だったはず。今回はキャリア3戦目、同距離、中山内枠の横山武Jと、前走よりははるかに力を出せる条件。うまく2列目、3列目のインを取れれば。

 イフェイオンは地力だけで言えば印上位2頭に引けを取らない印象で、シンプルに8枠を引いてしまった分、印を下げただけ。今、もはや必要不可欠になりつつあるサンデーサイレンスのクロスもありますし、西村Jも重賞で信頼できる騎手。さて、どう立ち回るのか。

 △4頭は、いずれもフェアリーSで注目の「1800m以上経験」馬。なかでもメイショウヨゾラは自身が欧州指向強いグレーターロンドン産駒で、前進気勢もある馬。鞍上弱化は否めませんが、折り合いと展開がバチっとハマれば一発ありそう。

 人気馬で疑問符はキャットファイト。ザ・米国型!と言っていい血統構成で、今の中山とは全く合いません。もちろん、2走前のアスター賞はインパクトのある勝ち方でしたが、少頭数でノーストレスの競馬だったことも事実。折り合いが難しいタイプで、坂井Jがどう乗るか見ものですが、坂井Jの得意分野たる馬ではない印象もあり、やや過大評価に映ります。