今季のJ1リーグが終わりました。J2・J3も今日がクライマックス。天皇杯はまだ残っていますが、オフシーズンの気配です。どっしり競馬を楽しむ季節となりました。今日は2レース!
中山10R 市川S(ダ1800m)
◎1スペロデア
○11ノーブルシルエット
▲15グラスブルース
3連単 ◎○→◎○→◎○▲
土曜の中山ダートは内枠、もしくは先行馬優勢の馬場。というよりは、外の砂が深いのか、風の影響だったのか、外から末脚を使えない馬場、が正しいでしょうか。
本命はスペロデア。とにかく小回りが向く馬。前走も悪くないレース運びだったが、最後バッタリ。中山替わりは絶好でしょう。また、近2走逃げの手を打っていますが、逃げにこだわるタイプではなく、砂を被っても問題なし。スタートで大きな不利がなければ巻き返し必至と見ます。
相手はノーブルシルエットで仕方ないでしょう。2走前は強烈な差し決着の中、唯一先行して粘りこみ。前走はそこから中2週で、さすがに反動がありました。今回は中8週開けられて、態勢十分。このメンバーなら地力一枚上でしょう。馬券は馬連に全集中。
ボーナス狙いの3連系3頭目はグラスブルース。サンデーサイレンス系の血を持たない大型馬で、冬のタフなダート合いそうですし、一叩きされての上積みも期待。先行激化した時に差してくるならこの馬かと。
中京11R チャンピオンズC(ダ1800m)
◎14ダノンファラオ
○6テーオーケインズ
▲4インティ
△9オーヴェルニュ
ソダシの参戦で注目ががぜん増しているレースですが、ソダシから評価すれば、消しです。クロフネ、キングカメハメハ、シラユキヒメ一族と個体を取り上げればダートも走れると思いますが、総合的に見れば、スプリント適性が高く出るクロフネの牝馬というイメージ。フェブラリーSならば買ってもいいですけど、ややタフなこの条件では、ちょっと手が出しづらいです。
本命はダノンファラオ。父アメリカンファラオで母系も米国ダートの血が固まるザ・米国型。こうしたタイプは得てして反動出やすく、連続好走できないのが特徴の一つですが、戦績を見るとまさにそういうタイプ。前走は、まさに反動でしょう。また、左回りの方が走りがいい印象。内枠を数頭行かせた3、4番手から砂を被らずにスムーズなレースができれば、この人気ほど弱くないと見ています。
相手筆頭はテーオーケインズ。狙いはダノンファラオと同じ。前走を反動と見れば、今回は狙い目だし、父エーピーインディ系らしく、左回りは歓迎の戦績。インティは時間をかけて砂を被っても問題ないタイプに変容。もちろん行ければ問題ないが、この枠は妙味ある。サンライズホープ、オーヴェルニュは流れての先行決着なら。