続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

東海S

 施行時期を改め、フェブラリーSの前哨戦として生まれ変わった中京名物重賞。過去の傾向…は全く参考にならないので、中京ダート1800mの傾向を探ると…

1:勝ち馬の半数以上は父サンデー系
2:単体の勝率、連対率、複勝率を見ると、サンデー系ではスペシャルウィークネオユニヴァースマンハッタンカフェ、その他ではキングカメハメハの数字の良さが目立つ
3:前へ行けた馬が有利
4:穴は近2走で上がり3位以内の脚を使っているのに人気のない馬

 1、2からもお分かりのとおり、芝中距離適正の高い馬がよく走っていて、いわゆる「芝適性を求められるダートコース」にカテゴライズされるのかなと。また、ダートでの距離適性を見ると、1600m<2000mとスタミナを問われる数字が出ています。その上で、直線に坂はありますけど前へ行けた馬が有利。また、近2走で上がり3位以内の脚を使っていながら人気がない馬がこういう芝適性を求められるダート戦ではちょこちょこ穴をあけており、これらを踏まえ、最終決断は以下のとおり。

◎ 10.タカオノボル
○ 06.ホッコータルマエ
▲ 04.グランドシチー
☆ 14.アイファーソング
△ 02.ハートビートソング
△ 13.ミラクルレジェンド
△ 15.グレープブランデー
△ 11.バトルドンジョン

 本命はタカオノボル。約1年前に交流重賞佐賀記念で2着に入って以降、4戦連続全く揮わないレースが続いていましたが、2走前に突如9人気2着と激走。前走も好位追走から2着以下をあっさり退ける強い内容で準オープンを突破し、復活を印象付けました。3歳時に4度連対していますが、いずれも東京・新潟と生粋のサウスポーだったので中京に替わるのは間違いなくプラスですし、父は上記で特注にあげたネオユニヴァース。レースぶりは良かった時も悪かった時も変わっておらず、ここでも4、5番手追走あるのみ。そこでリズムよく走れて、重賞のペースにもついていければあっと驚く激走があってもいいのかなと。
 とは言え、勝ち負けという目線で見れば、個人的には対抗ホッコータルマエと3番手グランドシチーの一騎打ちかなと。ホッコータルマエは何やかんや言いながら、中央ではここ7戦連続で3着以内と安定感抜群。ここ3戦何かに差されてはいますが、今回は前有利の中京となり、押し切れるシーンも容易に想像できるかなと。逆に、前走ホッコーに勝っているグランドシチーは若干厳しくなるのかな?という点で印を下にしましたが、先行が全くできない馬ではないですし、早い上がりを使えるのは大きな武器。両馬とも特注種牡馬キングカメハメハ産駒で、揃って凡走することはありえないかなと。本命タカオノボルも穴ですが、穴でもう1頭面白いのはアイファーソング。実はここ7戦×○のリズムで今回は○の番。かつ、敢然とハナを主張してしまえば逃げ切りのパターンも多いコースで、昨年の愛知杯@エーシンメンフィスに続いて中京での逃げ切り波乱という香りが十分感じられるかなと。押さえは、過剰人気なきらいもありますが、芝適性もダート適性も高いハートビートソング、中央では久々の54キロで出走でき、左回りも全く問題ないミラクルレジェンド、特注種牡馬マンハッタンカフェ産駒で、JCダートでも十分見どころがあったグレープブランデー、ここ4戦中2戦で2000m戦連対しており、スタミナ勝負になったら面白いバトルドンジョンまで。馬券は以下のとおり。

ワイド 10−06 600円  10−04 500円  14−04,06 各200円
3連複 10−04,06,14−02,04,06,11,13,14,15 各100円(計15点)