続々々・メガネのつぶやき

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08−09 その24 エバートン−マンチェスター・U

 公式戦でここ5試合勝ちのないエバートンと6連勝中、しかも17得点1失点という素晴らしい内容で連勝中のマンチェスター・U。この勢いの差がそのまま結果に表れるのか。
エバートン 1−1 マンチェスター・U
スコア:22分 D・フレッチャー(マン・U)
      63分 M・フェライニエバートン


 前半はマン・U、後半はエバートンと主導権が完全に入れ替わる試合でどちらに転んでもおかしくなかったと思いますが、結局均衡崩れずに終了の笛を聞く形になりました。
 エバートン。前節アーセナルに1−3と敗れながらも、モイーズ監督は「上向く兆しがある」という類の発言をしていたようで、前半の動きだけ見ればホンマかいな?という気もしましたが、トータルで見れば確かにそういう感触を持っても不思議無いなぁという内容を見せてくれました。個人的にそう思う要因はフェライニがしっかり馴染んだこと。まずフェライニですが、移籍期限ギリギリの加入で、さすがに9月はしっくりいってない部分があったと思いますが、今日見た限りではチームが完全に中盤の配球役として認めていて、フェライニもそれに答える働きが出来るようになっていた印象。長身でセットプレーや流れの中でのクロスボールのターゲットとしても目立っていましたし、3列目からフェライニ、2列目からアルテタと(この日は出場停止の)ケイヒル、最前列にサハとヤクブとようやく役者が揃ってきた感じで、守備陣の頑張り次第では一気に勢いが加速しても驚かないです。得点直後のヤクブのシュートが決まってれば、最高でしたけどね。
 マン・U。前半がほぼ完璧だっただけに、後半のダウンぶりにはちょっとビックリしました。もちろんCL疲れという見方も正しいと思いますが(特にルーニーはお疲れ気味でしたね)、ちょっと相手のペースに合わせてオープンな試合をしてしまったのが原因かなぁと。まあ、これは試合の流れによるところが大きいわけで、さほど悲観すべき内容ではなかったと思いますけど。