続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

ナビスコカップグループリーグ第4節 東京ダービー 私的見方

 リーグ戦は約1ヶ月の中断に入りましたが、ここから3週間はナビスコカップです。優勝などという望外なことは望みませんが、せめて決勝Tまで行って、トーナメント独特の緊張感は味わいたいところ。
 ただ、今野、長友、梶山が各代表に持っていかれた上に、赤嶺も厳しいとのことで明後日のメンバーはかなりの変更がありそう。なんせ、昨日の練習試合の1本目のスタメンが、

GK 塩田
DF 椋原、佐原、藤山、徳永
MF ブルーノ、浅利、エメルソン、羽生、石川
FW カボレ

 ですからね。そんなメンバーをざっと見ると、「両サイドバックに大きな不安を残す(徳永が左って。)ものの、ようやくブラジルトリオが揃い、かつエメ、羽生、石川がスタメンで揃う攻撃陣には期待が持てる」という感じでしょうか?両サイドバックについては、普通であれば右に徳永、左に金沢なんでしょうが、エメや石川のコンディション次第では彼らをスーパーサブとしてベンチに置いて、「ボランチにブルーノ、浅利、金沢」という手も考えられ、そうなると徳永と椋原(あるいは小山)がサイドバックを勤めることになるでしょう。まあ、この辺は文字通り蓋を開けるまで分からない感じですが、どちらにせよ、フッキ、ディエゴレアンドロのブラジルトリオを抑えるためには、いかに真ん中で仕事をさせないかが大事。リーグ戦のダービーでは、(狙っているかは定かではありませんが)長友がフッキを上手くサイドに追いやることで、ディエゴとのホットラインを結構な割合で寸断できていたのが出来ていたのが勝因の一つだと思っていて、徳永にせよ椋原にせよ(金沢にせよ)それが何度出来るか、どのぐらいの時間できるかが勝負の分かれ目になると見ています。それが出来ずに中央で小気味よく回される、あるいはスピードを上げてのショートカウンターを受けてしまうようでは、前節の清水のような事態が待っているでしょうから、このマッチアップは注目して見たいと思います。攻撃面では、エメ、羽生、石川が連動してどれだけ相手のマークを外す動きが出来るか。そこに注目ですね。また、週末の予報はともに雨。試合が始まる頃には止んでいる可能性もわずかばかりあるようですが、スリッピーなピッチでやることに変わりはなさそうで、どちらが荒れている芝を味方に出来るのかも注目です。
 およそ1ヶ月前にダービーやったばっかりで、かつ2週間後にはまたダービーがあるというスケジュールのため、今ひとつ盛り上がりにかけている面は否めませんが、いざスタジアムに行って試合が始まれば話は別。ベルディだけには、負けられない!!!