続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

J1第11節 東京0−1名古屋 私的雑感

メンバー
 GK 塩田
 DF 徳永、佐原、藤山、長友
 MF 金沢、栗澤、今野、羽生
 FW 赤嶺、カボレ
 交代 HT 羽生→大竹 '60 赤嶺→近藤 '76 栗澤→石川
 サブ 荻、茂庭、浅利、平山


主要スタッツ
 得点(東)なし
     (名)'17 杉本(A:小川)
 警告(東)なし
     (名)'23 杉本 '79 楢崎 '87 バヤリッツァ
 退場 ともに無し

 終わって見れば「スコア、失点の仕方、終盤の反撃が実らなかった点、どれをとっても昨年と同じやん」という負け方で、ほぼなすすべなく敗れたと言う印象です。名古屋のプレスが凄かったのか、東京の選手の動きが重かったのか、はたまたその両方か、まあ両方だとは思うんですが、とにかくDFラインでボールを回しているところからしっかりとチェックに来られたことで慌ててしまい、コースを限定されたところで苦し紛れにパスを出して、そこをしっかりと複数に狙われてあっさりボールロスト。しかも、取られる位置が悪い(自陣だったことが多かったですね)ので、カットが即チャンスに繋がるシーン続出で、結果的に前半は0−1でしたが、よく0−1で済んだなぁというのが正直なところですね。特に両サイドバックにボールが入ったときには必ずといっていいほどプレッシャーをかけられたうえに、多くの場面で1対2の不利な局面を作られてしまい、周りのフォローも薄かったことも相まって、ことさらあっさりとボールを奪われてしまったというイメージが強く残っています。じゃあ前節効いていたロングボールで、と言いたいところでしたが、名古屋が増川、吉田、バヤリッツァと3枚の長身DFを起用してきたこともあって、ロングボールを蹴っても競り負けるシーンが多かったですし、動きが重いこともあってかセカンドボールがほとんど拾えず、それこそ「単調」な攻めになってしまいました。梶山がいれば…といない人のことを思っても仕方ないんですが、この日ばかりはそこにエクスキューズを求めたいぐらい、中盤ではパスをつなげませんでしたね。終盤はカボレの個の力でPKをもぎ取ったり、なんかもうガチャガチャした攻めながら何とかシュートにこぎつけはしたものの、楢崎の前に完敗。でも、ユースケは下向く必要ないぞ!今日枠に飛ばしたのはお前だけなんだから、同じようにやり続けるのみです。
 そして失点シーンですが、「ボールホルダーに誰もチェックにいけないためにすごく楽な形でスルーパスを出され、FWの動きも捕まえきれなかった」という、昨年のリプレイを見ているかのような形でした。これは100%結果論なので何とも言えないところですが、長友が負傷*1してピッチに戻るまでに長く時間がかかり、10人になってポジションバランスがやや崩れたその間に失点してしまったわけで、その後非常に窮屈にプレーをしていた*2姿を見ると、ここはスパッと諦めるという手があったような気がしないではありません。まあ、こればっかりは本当に何とも言えない部分はありますけど。ヨンセンに手を焼くのはウチに限ったことではないので、もうどうしようもありません。特に藤山に当たられてはね(苦笑)。あとは、全体的にフィフティのボールへの反応が遅く、簡単なフェイントにあっさりと引っかかって前を向かれたり縦に行かれたりするシーンも続出。大掛かりなスタメン交代をしてこなかった中での5連戦の4戦目、(ウチだけではありませんが)どうしても動きが鈍ってしまうのはやむを得ませんが、あそこまで軽々と交わされてしまっては、全てが後手後手になっても仕方ないですね。
 こういう試合を引き分けに持ち込めるようになれば、それこそ上位にしっかりと踏みとどまれるようになるんでしょうけど、まだそこまでではなかったということ。ただ、今季の大きなテーマのひとつが「連敗しない」こと。しかも、次の相手は今日の名古屋同様、ともすればそれ以上のハイプレスを武器とする柏が相手。この試合で何がダメだったのか、そしてどうすればプレスをかいくぐって効果的な攻めができるのか。中3日と微妙な間隔ではありますが、どうやって修正してくるのかを大いに楽しみにしたいと思います。

*1:帰って映像見たら、相手と揉み合って倒れた際に手を突いて踏ん張ろうとするも、肘が逆関節になってしまって、靭帯をやってしまった様子。

*2:とは言いながら、相当頑張ってましたけどね。涙が出るわ。