続々々・メガネのつぶやき

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07−08 その18 CLグループリーグ チェルシー−シャルケ

 モウリーニョ騒動禍からようやく落ち着きをとりもしつつあるチェルシーのホームにシャルケが乗り込んだ1戦でした。
 試合はいきなり動きました。4分、ランパードのロングボールをドログバがヘッドでマルダへはたき、これを受けたマルダがラフィーニャとの1対1を制してシュート。これはGKノイヤーの正面をつき事無きを得た、かと思いましたが、なんとノイヤーがまさかのトンネル。股間を抜けていったボールはゴールに吸い込まれチェルシーが先制しました。その後はシャルケが落ち着きを取り戻し、両サイドのクロスなどからチャンスを掴み、グロスムレルの幻のゴール(オフサイド)などありましたが、結局得点は奪えず前半終了。向かえた後半立ち上がり、試合はまたしても早々に動きます。中盤でボールを奪ったランパードが右のオープンスペースへパスを出し、これをどフリーで受けたフェレイラがクロス。GKとDFの間に絶妙に送られたクロスに反応したドログバがしっかりとヘッドでゴールへ叩き込み、チェルシーが追加点を奪います。その後はチェルシーがらしい「固い」サッカーを展開し、シャルケも単発ではチャンスを作るものの脅かすまでの迫力はなく試合終了。チェルシーがしっかりとホームで勝ち点3を奪いました。
 チェルシーですが、あそこまで早く得点を奪ったのは望外かもしれませんが、全体的にはプランどおりの試合だったと思いますね。怪我人もだいぶ戻ってきてベストメンバーを組めるようになって来ましたし*1モウリーニョ時代全盛の頃に見られた、退屈と取られるほどの固さ、ふてぶてしさが試合の端々ににじんでいるようにも感じられました。遅ればせながら、ようやくチェルシーがライバルチームにとって「鬱陶しい存在」になってきたのは、今後の盛り上がりに向けてはいい材料だと思います。
 一方のシャルケですが、与えてはいけなかった先制点を、よりによって自分達のミスで、しかも4分という早い時間に許してしまったのが全てでしょう。厳しいようですが、ノイヤーはやってはいけないミスを犯してしまいましたね。その後は動揺することなくプレー出来ただけに、本当にもったいないミスでした。まあ、まだ21歳ですから、ここから学んで成長してほしいです。あと、ラルセンでは苦しいわ(苦笑)

*1:とは言っても、まだテリーとA・コールがいないんですが。