続々々・メガネのつぶやき

主にFC東京、サッカー、当たらない競馬予想の3本立て。思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

17年Jリーグ観た記 其の39 J2 岡山-水戸

 6月をともに負けなしで終えた岡山と水戸。特に水戸は12試合負けなし、目下5連勝中と破竹の勢い。前月の勢いを今月初戦にも繋げられたのはどちらか。

 

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短評

 連勝中の水戸は果敢なプレッシングと素早い攻撃が中心軸になっていたようだが、この日の立ち上がりはどちらも不発。暑さが気になったのか、別の狙いがあったのかは分からないが、あまり前から行かず、しかしブロックで守れていたわけではなく、岡山はストレスなく攻撃を組み立てられていた。

 また水戸の攻撃対岡山の守備も軍配は岡山。林のポストプレーは岡山の後ろ3枚のうち誰かが必ずついていってケアし、前田のスピードも、出し手の方をしっかりと抑えることで、そもそも前田にボールを与えないことに成功。

 この良い流れの時間帯で先制できれば…と思って見ていたが、23分に赤嶺がコーナーキックをヘディングで叩き込む。4、5人が縦一列に並び、そこから散っていく「ボムの動き」をこの試合岡山は徹底していたのは印象的だった。松本もシーズン当初はやっていたような。その後も水戸は好転の兆しを見出せず。前半は岡山が労せず…と言っては失礼だが、普通にやって、普通にリードして終えた。

 後半も大きく流れは変わらない。ハーフタイム中に西ヶ谷監督は「プレッシングをしっかりと」と指示を送ったようだが選手は動けず。たまらず外山→湯澤の交代から後ろを3枚にし、前線・中盤の人数を増やした交代からようやく少し水戸らしさが見え始めたが、今度は橋本がロングキックを蹴った後に足を傷めて交代を余儀なくされるなど、リズムに乗るところまでいかず。

 岡山も守備に人を割いて粘り強く応対するも、前線で赤嶺が孤立する場面もあり、1-0のままでは少し怖い感じもあった。しかし82分、自陣からのロングカウンターでパク ヒョンジンが持ち上がりクロスを送ると、大竹が肩で押し込み待望の追加点を奪う。アディショナルタイムには大竹からのパスを赤嶺がしっかりと決め3-0。岡山が負けなしを伸ばすことに成功した。

 

MVP:赤嶺 真吾(岡山)

 決して運動量が豊富だったわけではなく、やや前線で孤立する場面もあったが、集中力を切らさずにプレーしきっての2ゴール。豊川、石毛の若手をシャドーに従えて、ベテランらしい集中と選択でタスクを完遂した印象。

 6/11の山口戦で怪我から復帰し、前節スタメンフル出場。そしてこの試合は2ゴール。自信の回復とともにチームも状態は上向きで、この先プレーオフ圏内に絡んでいくために欠かせないピースであることを結果で証明した。

 

MWP:橋本 晃司(水戸)

 林・前田の2トップとともに12戦負けなしの立役者との評価を受けていた橋本だが、この日は不完全燃焼。練習中に足を傷めていたとの情報も流れていたが、攻守ともに全く存在感がなく、パスの精度も低いまま。挙げ句、無念の負傷交代。怪我が軽いことを祈るばかりだが、働いて欲しい選手がこのパフォーマンスでは、完敗もやむなしか。