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続々々・メガネのつぶやき

主にFC東京、サッカー、当たらない競馬予想の3本立て。思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

大人の自由研究~ぼくがえふしーとうきょうのかんとくになったら~

 ファーストステージが終わりました。喜びがあれば悲しみもあり、納得があれば不満もあり、でも全体的には厳しいのぉ…と言わざるを得ない17試合だったかと思います。

 個人的に何が厳しいと感じているか?それは「ベースが見えない」こと。ACLやJ3との並行・併用、怪我人やコンディショニング、「This Game」へのこだわり(結果として実った・実っていないは問わず)など様々な要因の中で、今そのときのベストを出そうとする姿勢、思いは見て取れました。

 しかし、その姿勢を取ろうとしすぎて、思いを貫きすぎて、結局今年のFC東京ってどんなチームなの?何をしたいの?ってか、何なの?という状況に陥ってしまったことは否めません。

 ってなところで、「妄想好き×ちょっとした現実逃避+でもちゃんと今の状況も自分なりに分析してますよ=俺が監督なればええやん!サカつくやで!」と思ってしまったので、今日は大人の自由研究と称して、ちょっといつも以上に好き勝手に書いてみようと思います。

 

 

 かつて、こんなエントリを書きました。

re-donald.hatenablog.com

  この中で、当時発売された「Footballista」に掲載されていた4段階記法(①守備時のフォーメーション ②守から攻への切り替え時のプレー原則 ③攻撃時のフォーメーション ④攻から守への切り替え時のプレー原則)に倣って、当時のやり方を書きました。で、今日は久々に4段階記法を持ち出し、もし私が監督だったらこういうやり方してみたいなぁ、と感じていることを書いていきます。なお、選手は現時点で怪我人として認識できている石川と林、特別強化指定の矢島、山田、小山は除いて考えています。

 

 まず1つ目。

①守備時のフォーメーション 4-4-2

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守から攻への切り替え時のプレー原則

 ・裏抜けはあまり狙わず、近い選手に繋ぐ。

 ・その間に左SBは高い位置まで上がる。同時に、左SHが中へ入り、セカンドトップが下りて2シャドーを形成。

 ・中は2CH&2シャドーの細かいパスワークで崩しにかかり、外は上がった左SBと右SHがタッチライン沿いに張って積極的に1対1を仕掛ける。

 

③攻撃時のフォーメーション 3-2-4-1

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④攻から守への切り替え時のプレー原則

 ・即時奪回のプレスは原則行わず、中へ入った左SH、下りてきたセカンドトップがポジションを戻しながら、ファーストトップや右SHと連携してディレイ。

 ・その間に左SBは帰陣し4バックへ戻す。ラインはそこまで高く設定しない。

 ・4-4のブロックを強く意識し、お互いが緊密に間のスペースを埋める。

 こちらは、これから訪れる暑い夏も考えて少しスローな、それこそ羽生の言葉を借りれば「心拍数を落とす」ことを意識したやり方です。切り替えの早さこそが正義、みたいな風潮が現代サッカーにはあって、もちろんそれはすごく大事なことですが、コパ・アメリカなんか見てるとスローなブギにしてくれ…じゃなくて、あえて他のチームとの差別化を図って、ともすればちょっと古臭い雰囲気がすることをやってみても面白いのかなと。

 その中で、攻守で可変する形を採用。守備では4-4のブロックを構え、前からプレスに行かないわけではないけれど、引き込んで受け止める。ファーストステージ、決定的に守備が破綻した試合ってほとんどなくて、4-1-4-1でしたけど耐久性抜群な試合もありましたから、十分引き込んでも受け止められるはず。

 そうしてボールを奪った後(守りきった後)も、せわしなく攻める形は取らず。その理由は、チーム全体のクオリティとして「マイボールに替わった直後の、前線へのグサッとしたパス」の精度が上がってこないため。顕著だったのが浦和戦。パスが一つ通れば一気にチャンスになり、そこからゴールも2つ生まれました。しかし、その喜びをかき消してしまわんばかりのパスミスもあって、徐々にずっと守備をさせられているような錯覚を覚えるほど、苦しい時間をすごすこととなりました。

 であるならば、もちろん全くグサッとしたパスを狙わないわけではないけれど、マイボールに替わった次のパスはとにかく近くの、フリーになっている味方につけ、その間に攻撃の態勢を整えて…を選択した方が、私は今のチームの現状には即していると考えます。もちろん、ゴール数が増えない要因の一つに「遅攻でのアイデア不足」があって、スローにやる限りはそこを解決しなければいけないところ。そこで狙いとしたいのが、可変を伴う「外と中の使い分け」と「2ライン間の有効活用」。

 マイボールに替わった後にしっかりパスを繋いで時間を作っている間に、前線を可変。左SB(小川)を一気に高い位置に上げ、右SH(水沼)とともにクロッサーの役割を担ってもらう。一方で中は、小川を上げるスペースを作る意味も込めて左SH(羽生・河野)を中へ絞らせ、同時にセカンドトップ(ムリキ・バーンズ)も少し下ろして、2シャドーを形成。言ってみれば、2列目に4人が並ぶ形を取らせます。

 かつ、その4人がベースとする立ち位置は、相手が4-4の2ラインだとすれば、まさにその2ライン間。前田を最終ライン(CB間)に立たせ、相手の最終ラインにとっての基準点として動いてもらい、ちょうどその最終ラインから捕まらない、同時に相手に2列目の背後で受けられるポジションを取り、森重、丸山、ハ・デソンからパスを引き出す。そして、いい位置で受けられれば、あとは前を向いて。今は、相手にとって怖いところで受けられていないので、せめて受ける位置だけでも改善できれば、多少は脅威を与えられるのではないかと思います。

 

 変わって2つ目。

①守備時のフォーメーション 5-3-2

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守から攻への切り替え時のプレー原則

 ・3バック+アンカーでボールを保持し、両WBは一気にポジションアップ。

 ・2トップのどちらかが引いてボールを受けに来る。ポストプレー先は主にインサイドハーフ

 ・下りてくる動きに相手CBが食いついてギャップが生まれれば、そこを残ったFWもしくはウイングバックが狙う。食いつかなければ再度繋ぎからやり直し。

 

③攻撃時のフォーメーション 3-1-4-2

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④攻から守への切り替え時のプレー原則

 ・ボールに近い選手(サイド)は即時奪回のプレスを積極的に狙いに行く。

 ・一方、ボールとは逆サイドのWBは様子を見ながら下がり、プレスを外された後に備える。

 ・プレスが効かなかった場合は完全撤退。5バックありきで。

 こちらは、3センターハーフをメインとし、先日妄想した3-1-4-2をベースとした形。ただし、人選はちょっと変えました。

 3バックの真ん中は丸山。湘南へレンタルに出ていた際には3バックの真ん中で頭角を現していたので、全く問題なし。両脇には森重と吉本。吉本、今充実してると思うんですよね、J1でもACLでもJ3でも。4バックだとどうしても森重、丸山の後塵をはいしがちですけど、是非とも積極的に使ってみたいところ。

 アンカーには高橋。少し重たくなるイメージはありますが、攻→守の切り替えで即時奪回のプレスを狙っていきたい中で、3バック+1で最低限のプロテクトは保ちたいので、高橋で安心感を得たい狙い。インサイドハーフはハ・デソンor田邉と米本or橋本。一方はしっかりとボールを裁けるタイプ、もう一方は守備の強さがあり、運動量豊富で、最前線にも飛び出していけるタイプで役割分担をはっきりさせ、補完しあう狙い。なので、ハ・デソン&田邉も、米本&橋本も絶対にありません。

 攻撃時の狙いはその1と比較的似ていて、中も外も相手に意識させるためにウイングバックを高い位置に置き、前線は6枚。前田とムリキ(バーンズ)は、イメージとして今まさにEURO16を戦っているイタリアのペッレ&エデル。ペッレが引いて受けたところをエデルやらインサイドハーフジャッケリーニやらが使う場面は大変に参考となりますし、そこに意識が集中することで外が空けば、両ウイングバックへいい形でボールを入れられるかなと。その役割は、丸山やハ・デソンで。

 一方守備に切り替わった時には、リトリートではなく即時奪回のプレスを意識。ただし、意識するのはボールに近いエリアのみで、最終ラインやボールとは逆の選手はプレスを外された後に備えたポジション取りを取り始める。そのうえで、高い位置で取れればそのままカウンターですが、少しでも外される気配が見えれば完全撤退し5バックになり、人をかけてきっちり守る。そうしてまた攻撃に…となればベストでしょう。

 

 

 はい、以上監督になったつもりでいろいろ考えてみました。クラブが城福監督をどう判断するかは分かりませんけど、城福監督が続けるのならば、システムがどうとか人がどうとかではなく、「チームがプレーする中での原則=ベース」をいち早く植えつけることをしてほしいなと。いつまでも、This Gameのやりくりだけでは、一歩進んで一歩下がるだけの日々になりかねませんから。

 セカンドステージ。少しは上位で楽しめるといいなぁ。あ、まずは残留か(苦笑)