続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

悔しさをこらえながら

 徳俵いっぱいいっぱいで上海の猛攻を耐え続けた東京の選手たち。時計は90分に近づき、残すはアディショナルタイムのみ。クラブの歴史を塗り替える瞬間は、目前に迫っていました。しかしその数分後、試合終了を告げるホイッスルと同時に歓喜に沸いたのは、上海の選手、スタッフ、ファン・サポーターでした。

あまりに悔しい、あまりにも無情な結末に今もなお切り替えきれない自分がいて、大した目的もなくこの文章を打ち始めているところですが、月曜、自分なりにレビュー&プレビューを書いたことを受け、自分なりにこの試合ともう一度向き合って、自分なりの整理をつける意味も込めて、2ndレグのレビューをしてみたいと思います。

 

 

 月曜のエントリで、2ndレグへ向けての注目点を、以下のとおり挙げました。

  1. コンディション面も踏まえ、上海がどの時間に仕掛けてくるか?

  2. 城福監督は、どこまで複数のシチュエーションに対してプランを持てるのか?

  3. 前田をめぐる攻防

  4. 東京の両サイドバック裏をめぐる攻防

  5. (1stレグに上海が見せた)両サイドハーフを中に絞らせるやり方に対する東京守備陣の応対

 この5点に対して、いきなり結論から書くと以下のようになるでしょうか。

  1. 極めて冷静に、無駄なエネルギーを使わずに立ち上がりから仕掛け続けた

  2. アウェイゴールを奪う明確なアイデアは見えなかったが、0-0が続く中で、複数の手は打った

  3. 1stレグほど上海守備陣に脅威を与えられず、いささか孤立もした

  4. 1stレグほどフィード1発で裏を取られることはなかったが…

  5. 1stレグとは全く違うやり方で攻められ、完全に受け身になる場面も生じた

 時系列も踏まえ、詳細に振り返ってみます。

 

 1stレグ、上海は攻撃もさることながら、攻→守の切り替えの早さ、即時奪回のプレッシングにかなりのエネルギーを割いてきました。それが奏功する場面もあれば、はがされて自陣の守備が手薄になる場面もあり、また、東京以上に過密なスケジュールの中で2ndレグを迎えるにあたり、さすがにこのやり方が90分は持たないだろう。ではエリクソン監督はどこでエネルギーをガッと使うのか?という視点が1でした。

 いざ蓋を開けてみると、1stレグほど前からのプレッシャーはかけてきませんでした(東京が自陣でボールを持たなかった(持てなかった)こともありますが)。しかし、立ち上がりから5の部分でおっ、と思わされるやり方をエリクソン監督はチームに施し、結果として「自分たち主導でボールを持ち、相手にエネルギーを使わせる」ことに成功します。

この日の上海は、守備時は4-2-3-1のような感じでしたが、攻撃に移り、最終ラインからビルドアップを始める局面になると、ガラッと立ち位置を変えてきました。1stレグでは左サイドバックに入っていたワン・シェンチャオが2ndレグでは右サイドバックに入っていましたが、最終ラインがボールを持った際に一気にポジションを上げ、さながらサイドハーフ、時にはウイングかと思うほど高い位置を取ります。一方、左サイドバックのスン・シアンはセンターバックと高さを合わせ、結果として最終ラインは3バック化。

そして、ツァイ・フイカン、ユー・ハイの両センターハーフは横並びではなく縦関係となることが多く、コンカが積極的に中盤まで下りてきてトライアングルを形成。さらに前線は、ワン・シェンチャオが高い位置を取ることでルー・ウェンジュンは中へ絞ることが多く、エウケソンと2トップにも見えるシーンがあり、対するウー・レイはサイドに張ってボールを待つ。数字で示せば3-5-2とも3-3-4とも言える、攻撃的な立ち位置を東京にぶつけてきました(ルー・ウェンジュンとウー・レイは何度かサイドを変えてもいました)。

 この立ち位置に対して、東京の4-1-4-1を当てるとどうなるか?図に示すと以下のとおりだったかと思います。

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 この日の東京の守備は、1stレグほど前から行かず、基本的にはやや待ち構えるやり方を取りました。しかし、上海は最終ラインで回して様子を窺いながら、東京の選手が焦れて前へ出てきたそのスペースをしたたかに狙い続けます。顕著だったのは、羽生がキム・ジュヨンに、あるいは水沼がスン・シアンにプレッシャーをかけに行った際、飛び出して空いたスペースにコンカ(羽生の裏)、ユー・ハイ、ウー・レイ(水沼の裏)がきちっと入り込み、最終ラインから直接、あるいはアンカー気味に構えていたツァイ・フイカンや高い位置を取っていたワン・シェンチャオ経由でそこへパスが入り、一気に前を向いて仕掛ける形だったかと。

 特にコンカは、1stレグから縦横無尽に動いてボールを受けていましたが、2ndレグはとにかく引いて受けることを第一としていました。当然、東京からすれば要注意人物なわけで、ボールが入った際に中盤3枚の近い人がプレッシャーをかけにいきますが、インサイドハーフがチェックにいけばアンカー脇のスペースががら空きとなり、そこへエウケソンやルー・ウェンジュンが下りてきて、最終ラインや中盤から縦パスドン。高橋がついていけば、バイタルエリアがぽっかり空き、上海とすれば絶好のスペースになり、やっぱりエウケソンらが使って縦パスドン、の流れに。縦パスドン、に対して高橋やラインブレイクした森重、吉本の両センターバックが応対して食い止められるシーンもありましたが、そこでポストプレーを許したり前を向かれたりすると最終ラインがさらされる局面となり、途端に肝を冷やすこととなりました。

 さらに、注目点4のサイドをめぐる攻防も、上海が1stレグほどダイレクトに裏を狙ってくることこそしませんでしたが、それでも東京が待ち構える守備のなかで出て行かなかった場合、前田1人で上海の最終ライン3枚+ツァイ・フイカンを見なければならなく、ほぼノープレッシャーな状況でいいミドル・ロングパスが前線に供給されるしーんは見られました。

 また、サイドの崩し方で言えば、立ち上がりから「(上海から見て)右は人をかけて、左は個で崩す」やり方を徹底。コンカは右にポジションを取ることが多く、ワン・シェンチャオが高い位置を取ることもあって、右サイドは細かいパスワークで崩しにかかったかと思えば、左はウー・レイが橋本とガチンコのマッチアップを仕掛け、橋本はスピードについていけず、水沼のヘルプも間に合わず。32分、37分には橋本が完全に縦にぶっちぎられ、クロスからチャンスを作られてしまいました。

 極めつけはセットプレー。試合全体の数字で、フリーキック数は上海22-10東京。とにかく後手の守備を強いられ、ファウルで食い止めざるを得ない場面が増えたことで(もったいないやつもありましたが)これだけ数字に差がついたと思いますが、コンカのキックの精度が非常に高く、セットプレーがことごとく脅威となりました。19分、26分には秋元の好セーブで難を逃れましたが、自陣でセットプレーを与えるたびに高い緊張感を強いられてしまいました。

 結果的に前半の東京は、上海の攻撃に対して解決策を見つけられませんでした。例えば東はワン・シェンチャオの正面に立つのではなく、少し中にポジションを取ることでワン・シェンチャオも見つつ、コンカも気にしつつというポジションを取ってみたり、高橋があえてコンカを不覚まで追いかけてみたりいろいろ手を打っては見ましたが、トータルで見れば追っても取れず、待てば仕掛けられ、守備のバランスが崩れていたせいかセカンドボールは拾えず。38分に中継の中で、そこまでのボール支配率が上海55%-45%東京と表示されましたが、個人的にはもっと上海が支配していた印象で、とにかく耐え凌ぐ45分となりました。

また攻撃面でも、なんとかせっかくボールを奪い返しても上海がいい距離感で攻められていた=守備に切り替わった時も選手間の距離が近かったことですぐにチェックに入られ、繋ぐことができず。ではロングボールで打開を…といきたいところでしたが、この日はロングボールの精度が低調で、注目点3として挙げた前田をめぐる攻防も、1stレグほど前田が競り勝つ、あるいは収められるシーンは見られず、全体的に相当押し込まれていたことで、フォローも少なく孤立気味。単発で2、3度ゴール前に迫るシーンはありましたが、守備が想定以上にハマらなかったことが攻撃面にも多大な影響を及ぼす流れとなりました。

 

 後半。理想通りの展開だった上海が何も変える余地はなく、東京も選手・戦術面の変更は無し。そして、後半のファーストシュートも上海のウー・レイ。これはまた耐える45分が始まったな…と思っていた6分、東京から見ればこの日最初の――結果的に最大で最後の――チャンスが訪れます。

前田が相手ペナルティエリア前で と競り合い、こぼれ球を羽生がピックアップ。右から走り込んだ水沼に出すか?という身体の向きでしたが、周辺状況を把握できていた羽生はノールック気味に左のスペースへパスを送ると、競り合い後にそのスペースへ走り込みを始めていた前田にピタリと合い、GKイェン・ジュンリンとの1対1に。前田は冷静さを保てていて、GKを見る余裕もありましたが、イェン・ジュンリンも絶妙の間合いを作った後に我慢して動かず。結果は…前田がイェン・ジュンリンの右足下を狙うも反応され、ネットは揺れず。絶好のチャンスを逃しました。

 その後の流れは、前半と全く同じ。相変わらずコンカを捕まえきれず、全体も変則的なポジショニングに対応しきれず。水際でのバトルで個々が強さは見せてくれていましたが、ファウルになる場面も多く、セットプレーも減らず。さてどうするか…と試合しながら見ていた中、城福監督は65分に水沼→阿部の交代を行い、システムを4-4-2に変更しました。試合後に城福監督は

最初のカードはボールを持てる選手たちを投入した。自分たちがボールを持つ時間を作るためだが、それは攻撃的とも守備的とも言える交代だった。

 と語るにとどまり、試合前からこの「選手交代と同時にシステムも変える」ことが想定にあったかは窺い知れません。また、1stレグでは4-4-2に変えた後に多少中盤が混乱し、逆に真ん中を使われる場面も生じました。そのこともあり、果たしてこの手がどちらに転ぶか、まさに半信半疑で数分見ていましたが、私は「これ、ひょっとしていけるんじゃない?」と感じました。

先ほど「前半は焦点をぼかされて…」という趣旨のことを書きましたが、このシステム変更により、マッチアップは以下の形に。

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 まず整ったのがサイドで、東京から見て左は、攻撃時に高い位置を取っていたワン・シェンチャオに対して東を当て、明確にマッチアップ。対する右は、橋本対ウー・レイが引き続きマッチアップも、羽生がすぐにヘルプに入れるポジションを取ってダブルマークを意識。前半は、ヘルプに入ろうとしてもインサイドハーフから自分のエリアを捨てて出ていくこととなり出づらかった部分もありましたが、サイドからサイドであれば中の厚みも担保できるわけで、実際ダブルマークが奏功するシーンが見られるようにもなりました。さらに、相手の最終ライン3枚+ツァイ・フイカンの4枚に対して前田、阿部の2枚で見る形となり、前半ほどの自由を上海の後方が持つことも減ります。

中でも羽生は、いけるときは対面のスン・シアンにアタックをかけ、時には中のフォローにも入るなど、1stレグ同様、持ち味である「全方位型適切ポジショニング」でチームの守備を助け続けました。もちろん、全ての攻撃を食い止められていたわけではなく、引き続きエリア付近、エリア内までボールを運ばれるシーンは続きましたが、個人的には前半ほどの危うさを感じることはありませんでした。

 一方の攻撃も、2トップに変えて前田のそばに阿部がいることでセカンドボールを拾える回数が増え、時間を経るごとに点を取らなければいけない上海の前がかりをついて、相手陣にボールを運べるシーンも出てきます。徳永、橋本の両サイドバックが、前半はほぼ相手陣に入れなかったのに対し、4-4-2にしてから頻繁に上がれていたのも、攻撃がうまくいっていた証左でしょうか。80分には東→河野の交代を行い、さらに敵陣で数秒でも長く時間を使いたい意図を出し、その意図を表現することも、最低限ではありますができていました。

 そして、いよいよクライマックス。85分に羽生→丸山の交代を行い、陣形は5-4-1に。これはリード、もしくは同点でこの時間まで来た場合に予定していた(はずの)もので、これにより明確に「放り込む上海、跳ね返す東京」という構図になりました。

この一手に、何か文句を言うつもりはありません。4-4-2への変更で守備がハマっていて、攻撃も最低限を出せていた中、それを自ら放棄する形にはなりましたが、90分トータルで見た際のプランニングとしては何も間違ってはいなかったと思います。それでもたらればを言わせてもらえば「交代の相手は、羽生が適切だったのか?」とは思いましたが、競り合い時の高さ、守備時のフィジカル力を冷静に考慮すれば、これまたロジカルなもの。もうこうなれば、あとはしのぎ切ってくれることを祈るほかありませんでした。

 しかし、失点。この場面を冷静に振り返ると、2つ事象を挙げられるでしょう。1つ目は「出し手へのプレッシャー」。5-4-1になったあと、当然自陣ゴール前に人数をかけて跳ね返すことが第一となりましたが、最後方からフィードを入れようとする選手に対して、誰かしらチェックしにいく動きも取れていました。しかし、この失点シーンではついに前線の足も止まり、相手に十分な時間を与えてフィードを入れられてしまいました。

 2つ目は「準備されていたパワープレー」。最終ラインから送られたボール。これは、吉本が競り勝って跳ね返します。しかし、跳ね返ったボールを拾ったのは…なんとエウケソンでした。この場面、エウケソンも競り合いの集団に加わっていてなんら不思議なかったと思います。ただ、この場面の前からエウケソンはたまたまではなく、あえて1つ引いた位置にいて、こぼれ球に反応できる位置を取っていました。また、競り合いの集団の前、東京のペナルティエリアちょい外に、東京は米本しかいなかったのに対し、上海は複数人が立っていました。これがおそらく、いや、間違いなくパワープレーの準備をしてきた証拠だと見ました。

さらに試合後、中継の中で縦位置のカメラのスローモーションがあったんですが、吉本がボールを跳ね返そうとした直前、米本はあたりを見回し、エウケソンの存在を捉えてほぼ一直線に並んでいました。この場面でこれができた米本は素晴らしいと思いますが、吉本が跳ね返したその刹那、エウケソンは米本よりも早くゴールに向かって右側へ反応。そして、このほんのわずか先に動いたところへボールはこぼれてきました。

f:id:re-donald:20160525203623j:plain 吉本が跳ね返す前

f:id:re-donald:20160525203728j:plain 吉本が跳ね返した直後

このエウケソンの動きが「米本に見られたから」だったのか、「吉本の体勢を見た上でのこぼれ位置の予測から」だったのか、はたまた「偶然だった」のかは分かりません。しかし、これをストライカーの嗅覚と呼ぶのであれば、もう単純にお見逸れしましたと言うほかありません。また、エウケソンに死に物狂いでアタックしようとした米本をツァイ・フイカンがしっかりブロックしていました。これもまた、パワープレーの準備を物語るプレーだったと思います。残された時間、東京もパワープレーに打って出ますが、準備の無いただの放り込みは跳ね返される運命にあり。無情に時は過ぎ、ACLの舞台から去らなければならないことを告げる笛が、上海の地に鳴り響きました。

 

 

 ここまで、努めて冷静に振り返ってきたつもりですが、冒頭でも書いたとおり悔しさは消えず、切り替えられてもいません。また、「何か」が足りなかったのか、「何もかも」が足りなかったのか。今季ここまでの敗戦は、少なくともどちらかに選別できるものでした。ただ昨日の試合は、「何か」が足りなかったと言えるほど伍していた、あるいは明確な敗因が断定できる試合だったとは思わないですし、かといって「何もかも」が足りなかったと卑下するほどの内容でもなかったと思いますし、正直よく分かりません。その整理をつけようと思ってここまでダラダラ書いてきましたが、やはり整理がつきませんでした。1つの敗戦でこんな感じになることは、それなりに長くサッカーを見てきた中でも、そうそうあるものではありません。それだけに、堪える敗戦でした。

と書いたあと、ふと昨年、U-18の選手たちがJユースカップ準決勝、対名古屋U18戦で敗れた時のことを思い出しました。先制され、しかしアディショナルタイムに劇的なループシュートで追いつき、延長戦で一度は逆転するも再度追いつかれ、PK戦の末に敗れた一戦。この試合を振り返ったエントリを読み返していたら、実は同じような心境になっていて、終わりにこんなことを書いていました。長いですけど、引用します。

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 何が足りなかったのか。テクニックなのか、フィジカルなのか、メンタルなのか、ラックだったのか。何かが決定的に足りなかったとは決して思わないですが、これだ!という点を、正直私は挙げることができません。スポーツでも、人生でも、時に敗因が明確に見えないことがあるのは分かっています。分かっているつもりです。そして、そういった時にどう振る舞うかが大事なんだぞ、としたり顔で言う人がいます。だけど、今回はどう振る舞うべきなのか、それもよく分かりません。
 ただ、それでも1つだけ殊勝に言わせてもらうとするならば…「やり続けるしかない」でしょうか。時々、「努力は報われるのか?」という問いを見聞きすることがあります。これに対する答えはいろいろあるんでしょうけど、私は「報われない時もある。だけど、無駄にはならない」と、自戒も込めて答えるようにしています。今回のように、やってきたことを出し切っても結果を得られない時はあります(出し切ったかどうかは選手に聞いてみないと分かりませんけど)。けれど、努力して積み上げてきたテクニックが、一つの敗戦で失われはしません。鍛え、走り抜いてきたフィジカルが、一つの敗戦で萎みはしません。喜怒哀楽に揉まれてきたメンタルが、一つの敗戦で廃れきりはしません。これまでの努力が、一つの敗戦で否定され、無駄になりはしません。ともすれば、甘い戯言に聞こえる人がいるかもしれません。でも、私からすればそんな方には、「無駄にはならないと信じ続け、報われないかもしれない恐怖と戦いながら、諦めがつくまでやり続ける」ことのどこが甘ったれてんの?とお言葉を返したいなと。

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 U-18とプロとでは、もちろん立場が違います。プロの選手たちに対して、こういう言い方は野暮と言うか、甘っちょろいだけかもしれません。ただ、育成年代とは比べ物にならないほど結果に責任を負い、1つの勝ち負けが今後の人生を左右しかねない立場であるプロの選手だからこそ、努力を積み重ね、己の信じることをやり続け、一喜一憂の先に進んでいかなければいけません。

 時は待ってくれず、週末にはG大阪との一戦が控えています。正直、G大阪が上り調子なことも含めて、今季もっとも「キツい」戦いになることは必至です。どんな結果も起こり得て、個人的にはその心づもりで見ようと思っています。一ファンとしてできることは、それぐらいだと思うので。