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続々々・メガネのつぶやき

主にFC東京、サッカー、当たらない競馬予想の3本立て。思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

ブラインドサッカー世界選手権2010 日本0−0コロンビア 雑感

 試合に関しての大まかな内容等については、見出しのリンク先を参照ください。で、全体的にはまさに一進一退だったと思います。前後半20分ずつ、計40分の中でお互いのチームに「いい時間帯」が過不足なく訪れ、その時間帯でお互いが持ち味を発揮してゴールを脅かすも、この日は両GKとポストが活躍して得点には至らず。しかし、お互いに(痛み分けの要素も含みつつも)収穫のある試合になったと言っていいんじゃないかと思いました。


 試合内容についてはざっくりとしたイメージで話を進めますが(まだまだ知識不足なので、そこは平にご容赦を…)、端的に言えば、日本は戦況に応じてフォーメーションや人員配置を細かく変更する柔軟性があった一方、コロンビアは「俺らはこれなんです!」という一本槍な戦い方をした印象を受けました。ただ、コロンビアのそれがダメだったかというと全くそういうことはなく、むしろフィジカルの強さや1つに絞られた戦術の徹底ぶりから生み出される連携などは日本を相当苦しめたのかなぁと。攻撃時は9番の選手のキープ力を活かして、彼の個人技からのシュートや、日本のDFを一方に寄せてからのサイドチェンジは非常に効果的で、前半のある時間帯では日本の選手たちの空間把握がズラされたぐらいですから(味方同士で交錯するシーンが3、4度あった)。しかし、全体的に見ればポジションバランスは良く、球際での1対1では五分に近いバトルができていましたし、何度かヒヤッとさせられるシュートや第2PKも1つありましたが、そこはGK佐藤が鬼神のごとく立ちはだかりゴールは許しませんでした(コーチングの声に(怒気にも近い)気合が感じられました。頼もしい!)。この粘り強さは日本の真骨頂。これからも続けていってほしいです。
 一方の攻撃に関しては、もう少しやれたかな?というのが正直なところ。この日の日本は攻撃時にも3人を自陣に残し、1人で攻撃する3−1をそれなりの時間使っていたと思うんですが、コロンビアは割り切って終始4枚守備(全員が自陣に戻って壁を作る)、しかも1−3(スイーパー的に1人がGKの前で余って、残り3人がその1列前で横に並びブロックを作る)の形を取ってきて、そのポジションバランスが非常に良かったので、ドリブルで突っかけても横に走らされるばかりでなかなか縦へ勝負させてもらえませんでした。それを打開すべく、1−1−2にしてパスサッカーで崩そうとしたり、1−2−1でバランスを取りながら、中盤で奪ってからのカウンターで打開しようとしたり様々な工夫は見られ、特にカウンターでの黒田、加藤両選手のドリブルシュートは1つぐらい決まってくれてもよかったのに!とは思いましたが、全体的に見ればゼロも止むなしかな、と。もう少し練習で積み上げてきたパスサッカー(サイドチェンジも含む)を見せられれば良かったと思いますが、そこはこの1試合こなしたことで試合会場の環境などにアジャストできれば、しっかりやってくれると思っています。


 もちろん、勝ち点3を奪えれば良かったと思いますが、監督・選手のコメントなどを見ると悲観した感じは全く見受けられませんし、切り替えて次勝つことにすぐにフォーカスできている印象もあります。そんな次の相手はイングランド。初戦の様子を少し見た限りでは、リスペクトしすぎる相手ではないなという気もしますが、そこは開催国が相手。お客さんの入り(付随して歓声やノイズ、声の通り具合)が全く違うであろう中、先ほど書いたアジャストがしっかりできるかどうか。そして、アウェーの雰囲気をはね返せるかどうか。日本の各選手の適応力、人間力が試される1戦でもある、そう思っています。次こそ勝ち点3、ゲットだぜ!