まだまだ、まだまだ暑い日が続いておりますが、夏休み期間のJ開催も残りわずか(地域によっては今週末が最後か)。今週唯一日曜日に割り当てられたJ1、FC東京-京都に注目です。
FC東京。間違いなくチーム状態は上向きですが、直近5試合は2勝1分け2敗。前節湘南戦も、2点リードしながら追いつかれてドローと、なかなか結果が思うようには出ていません。また、発表はされていませんが、複数の主力級が小さいケガやコンディション不良があるのか、前節はエンリケ トレヴィザン、小泉、野澤がスタメンでした。
今節もいくつかのメディア情報を見る限り、湘南戦と同じ11人でスタートする可能性大。湘南戦の、少なくとも前半はいいリズムでゲームを運べていたので、それはそれでOKといったところでしょう。
京都ホームの試合では0-3。スコアもさることながら内容も完敗、何もさせてもらえなかった印象です。もちろんあの時とはシステムも、戦い方も、陣容も一変。特に長友、バングーナガンデの両サイドバックは非常にエネルギッシュですし、長倉の存在感は間違いなく相手にとって脅威になります。
また、ベンチにはマルセロ ヒアンのほか、長崎から獲得したマルコス ギリェルメもおそらくスタンバイ。前節、エヴェルトン ガウディーノが45分の出場機会を得たものの期待に応えられず・・・だったので、マルコスの爆発力には期待したいです。
今節、金・土で13位以下のチームがいずれも勝ち点3を奪えず。ここでの勝ち点3は、残留争いをする上で非常に大きなものとなります。内容よりも結果、今日はそんな気持ちです。
京都。クラブ史上初となる優勝争い。いっとき脱落しかけたところもありましたが、直近7試合は5勝2分け。ここで勝ち点3を取れれば、得失点差で2位どまりですが、首位と勝ち点を並べることができます。
勢いを取り戻した要因は、全体の規律・運動量も去ることながら、ラファエル エリアス、マルコ トゥーリオ、原 大智の強力3トップが健康体でプレーできていることが一番大きいのかなと。3人でここまで18得点13アシスト(アシストはエルゴラッソ調べ)。それぞれ違う特徴を持ちながら、トリオになった時にちゃんと相乗効果がある。その3人が結果を残してくれるから、しっかり規律を守ってプレーしてくれるから、残りの選手もしっかりサポートできる。そりゃ強いです。
京都をスモールクラブと呼ぶべきか、私は若干はばかられるところもありますが、それでもどこか「ミラクルレスター」の雰囲気をまとって戦っていると感じるのは私だけでしょうか。