映像を録画しておくことでおなじみにビデオテープに、「2025年問題」なるものが迫っているんだそうで。
記事内に詳しく書かれてありますが、ビデオテープの耐用年数、再生するビデオデッキの生産終了、ユネスコが2019年に「磁気テープの映像を2025年までにデジタル化しないと永遠に失われる可能性がある」と警告を発したこと、この3点から、一部メディアなどにおいて「もう、録画したもの見られなくなるぜよ!?」と喧伝されているのが、この問題なんだそうで。
私の実家では、いわゆるホームビデオ(8mmビデオやミニDVテープ)で撮影した小さい頃の動画はないですし、自分自身が昔のテレビ番組などを録画して、今でも大切に持ってます~的なノスタルジックなお話しもないので、全くこの手の話を知らなかったんですが、あぁ大変だ!と思われている方は少なくないのかなと。
話は変わりますが、その昔「テレビデオ」ってモノがありましたね。文字通り、テレビ受像機にビデオテープでの録画・再生機能をドッキングさせた家電ですが、今風に考えればテレビ内蔵のハードディスクに録画することと同義なわけで、よくまあ考えられたものです。
話し少し戻って。初めて一人部屋を与えられて、兄貴が一人部屋時代に使っていたテレビ&ビデオレコーダーの我が物になったときは、嬉しかったなぁ。感覚的に言うと、初めてスマホを与えてもらったくらい嬉しい。
最初に何を録画したかなんてもちろん覚えていませんが、早寝少年だったので深夜帯のバラエティ番組だったり、地方あるあるである変な時間にやる番組(例えば、小さい頃私の地域では、笑っていいともが正午からではなく、夕方からやっていた)だったり、裏被りの番組をカバーしたり。結構テレビ少年だったので、ビデオはかなり活用した記憶が残っています。ムフフなビデオさんは・・・推して知るべし(笑)
こうしたアナログ文化がデジタル文化に上書きされていくのは、もう誰も止められない時代の流れですが、そんな時代もあったねと~、と覚えておきたいものです。