今年の青森県は、記録的な大雪に見舞われているようで。
私も青森県津軽地方の出身でして、度を越した大雪により暮らしが不便を被っているこの状況は、とてもツライところです。
気象に関して、昨今の激甚化の裏には地球温暖化あり、というところは衆目の一致するところ。しかし、それは一朝一夕で緩和されるものではないので、ある意味「仕方ないよな・・・」と言わざるを得ません。けれど、そうは言ってもそこで暮らしている人がいるわけで。冬将軍様に「えーと、そろそろお戯れをお控えいただけませんでしょうか」とお願いしたい気持ちです。
記事内でも、1月5日現在の積雪量が書かれていましたが(青森市139センチ、弘前市115センチ)、私も小さい頃、多分小学校低学年だったと思いますが、とてつもない大雪に見舞われた記憶が残っています。
ある朝起きて、2階の寝室から1階の居間に下りたら部屋は真っ暗。まあ、北国冬の朝なので暗いのは当たり前で、その日もそんなもんだろ、と思って一度外に出てみようと玄関へ。しかし、玄関の扉が開かない。どう力を入れても開かない。
おかしいなぁ?と思ってまじまじと外を見ていたら、なんと玄関の高さ(多分180センチくらい)を超える雪が積もってるではありませんか!?いやいや、それまでも玄関がちょこっと埋まることはあったけど、開かないレベルのつもり方は見たことがなかったので、慌てて親を起こしにいって、ポカーンとしてしまいました。
しかも、その日は平日で普通に登校日だったので、こりゃ仕方なく2階の窓から屋根に出て、屋根づたいで道路に出て登校しましたが、路肩の雪もまあ高い高い。そこは子どもだったのか「ひょー!すげー!」的なテンションになっていましたが(笑)、その時に近い状況が今、市街地で起こってると考えると・・・うーん、やはり不便極まりないとしか言いようがありません。
程よく積もった雪景色は風情があってとても素晴らしいけれど、やはり冬将軍様には「ここらで一つ、手打ちで」と言いたいですね。