19年 Jリーグ採点 其の18 東京-札幌
首位をひた走る東京。この日、「要塞」たる味の素スタジアムに迎えるは、今季もしぶとく上位につける札幌。
試合結果
J1 第12節 5/18 味スタ | ||||||
東京 | 2 | 0 | - | 0 | 0 | 札幌 |
2 | - | 0 | ||||
59' 小川 諒也 | ||||||
69' 久保 建英 |
東京
Pos | 選手名 | 採点 | 短評 |
GK | 林 彰弘 | 6.5 | 53分に見せたチャナティップのシュートに対するセーブはシーズンハイレベル。その他の場面も安定しており、ヒーローインタビューも納得。 |
DF | 室屋 成 | 6.5 | 前半からオーバーラップは目立っていたが、時間を追ってもその回数と勢いは衰え知らず。守備への戻りもサボりなく、質・量ともに高いものを見せた。 |
DF | チャン ヒョンス | 5.5 | 渡辺の存在が刺激になっているのか、終始ピリッとしたプレーで門を閉じていた。同胞とのやりあいも見所あった。 |
DF | 森重 真人 | 5.5 | 周りをしっかり使い、周りがしっかり動いた中でのカバーリングで完封に貢献。冷静にプレーできている。 |
DF | 小川 諒也 | 6.5 | 立ち上がり15分は不安定だったが、まさに尻上がり。守備ではルーカスにほぼ何もさせず、攻撃でも貴重な先制弾を叩き込んだ。 |
MF | 久保 建英 | 5.5 | 前節に続いてプレーにムラがあり、決して良い内容とは言えないが、この日もゴールゲット。なんだかんだ、結果を残すところはすごい。 |
MF | 高萩 洋次郎 | 5.5 | 1回休んだおかげでコンディションは良好。守備の読みとキックの正確さを見ると、シーズン序盤の不調は完全に脱したと言っていいだろう。 |
MF | 橋本 拳人 | 6.0 | 後半は食い止めきれないところもあったが、前半はカウンターになりそうなシーンをことごとく封殺。チーム守備の中で、個の強さを光らせた。 |
MF | 東 慶悟 | 5.5 | 横に振られる場面が多かったが厭わずに汗をかき、攻撃でもいくつか急所を突くパスも。プレーレベルのベースが上がっている。 |
FW | ディエゴ オリヴェイラ | 5.5 | 自分のほしいタイミングでパスが出てこなかったこともあり、若干リズムに乗れていなかったが、それでもきっちり1アシスト。 |
FW | 永井 謙佑 | 5.0 | ここは通してほしい、収めてほしい、決めてほしい場面でことごとく不発。悪いプレーではなかったが、愛のムチでこの採点。 |
FW | ナ サンホ | 5.5 | 運動量でチームを再活性化。ラストプレーのクロスミスはご愛嬌。 |
MF | 岡崎 慎 | 5.5 | 今日は早めのクローザー投入。真ん中をしっかりと締め、その上で敵陣に入っていく場面も作った。 |
FW | 矢島 輝一 | - | ジャエルの怪我は残念だが、矢島にとってはチャンスの時。信頼を度合いを今後も高めたい。 |
MG | 長谷川 健太 | 6.0 | 十数試合を経て、自らの手でセカンドキャスト、選手交替による戦術面の幅を広げてきたことを示した。まだ、止まりそうにない。 |
札幌
Pos | 選手名 | 採点 | 短評 |
GK | ク ソンユン | 6.5 | 2失点目はもう少し何とかできた印象も受けるが、それを差し引いても90分間好パフォーマンスを継続。 |
DF | 進藤 亮佑 | 5.5 | 攻守とも、与えられたタスクはきっちりこなすも、それ以上のものを出すまでには至らなかった。 |
DF | キム ミンテ | 5.5 | 対人プレーの強さでしっかりと攻撃を食い止める場面があった一方、2失点目は何も出来ないままの後退を余儀なくされた。 |
DF | 福森 晃斗 | 5.5 | プレースキック、大きなサイドチェンジで見せたキック精度はさすがの一言。守備も、早い時間にイエローカードを受けたが、我慢してプレーできていた。 |
MF | ルーカス フェルナンデス | 5.5 | 前半に惜しいヘディングを放ち、後半は敵陣深くでボールを受けられていたが、クロスの場面でアイデア、精度を出し切れず。 |
MF | 宮澤 裕樹 | 5.0 | 安定したプレーを見せていたが、1失点目のトラップミス、パスミスはもったいないプレーだった。 |
MF | 深井 一希 | 5.5 | ビルドアップでは最終ラインに下り、守備ではセンターハーフとしてバイタルエリア監視。ミシャサッカーにおけるキープレイヤーらしいプレーは見せていた。 |
MF | 菅 大輝 | 5.0 | 攻撃の場面で目立つものはほぼ出せず、守備でも徐々に室屋、ナに押し込まれる。最初の交替選手となったのは妥当。 |
MF | 荒野 拓馬 | 5.0 | 監督は「良いプレーをしていたが守備的な中盤の選手」とかばっていたが、それでもシャドーで使われていたならば、もう少し何か見せたかった。 |
MF | チャナティップ | 6.0 | コンディションが心配されたが90分間プレー。いやらしいところでボールを受け、ドリブルはアジリティがあり、シュートもあわや。レベルの高さを見せた。 |
FW | 鈴木 武蔵 | 5.5 | 収める強さ、レイオフ時の精度、抜け出す動きなど、1トップの役目をしっかりとこなしたが、シュートシーンでは精度を欠いた。 |
MF | 中野 嘉大 | 5.5 | 2点が必要な中、いくつかサイドからチャンスを作れていた。 |
FW | 金子 拓郎 | 5.0 | 2列目に投入されたが、チームに勢いをもたらすことは出来ず。 |
FW | 白井 康介 | 5.5 | 意気込みは感じられたが、持ち味を発揮しきるにはいささか時間が足りなかったか。 |
MG | ペトロヴィッチ | 5.5 | 自身にとって東京は「お得意様」だったが、この日は崩しきれず。怪我人等により、選手起用で幅を出せないのは苦しかったか。 |