首位攻防戦を制し、無敗ロードをひた走る東京。迎えるは、粘り強い戦いで勝ち点をしっかりと積み上げられている松本。良い勢いを継続できたのは、どちらだ。
試合結果
J1 第9節 4/28 味スタ | ||||||
東京 | 2 | 1 | - | 0 | 0 | 松本 |
1 | - | 0 | ||||
44' 永井 謙佑 | ||||||
77' ディエゴ オリヴェイラ |
東京
Pos | 選手名 | 採点 | 短評 |
GK | 林 彰弘 | 6.0 | 長いボールは風の影響か少しズレていたが、特に後半、際どいシュートも含めてきっちりシャットアウト。 |
DF | 小川 諒也 | 5.5 | やりづらさは隠せなかったが、攻守両面で「代打右SB」を懸命にこなした。今日は、これで十分。 |
DF | 渡辺 剛 | 7.0 | 前半の前田へのカウンターケア、先制点に繋がった前へのアタック。高さも去ることながら、予測も含めた出足の早さはかなり目を引いた。チャンスはきっちりモノにした印象。 |
DF | 森重 真人 | 6.0 | チャンとは違う持ち味を見せたパートナーとも連携良好。むしろ、上手くコントロールしながら、自らの良さも出せていた感すら。 |
DF | 太田 宏介 | 5.5 | 今季初のリーグ戦スタメン。アピールという面では、セットプレー含めて物足りなさもあったが、そつなくプレーはこなした。 |
MF | 久保 建英 | 7.0 | 細かいミスもあったが、そこも含めてこの日はよくボールが集まり、キックのフィーリングも○で、後半はセットプレーも任された。後は本当に、ゴールだけ。 |
MF | 高萩 洋次郎 | 6.0 | 今日は後方の組み立てを橋本に任せ、自身はより高い位置でプレー。広島戦もそうだったので、対3バック用の動きに見えるが、イキイキ感は伝わってきた。 |
MF | 橋本 拳人 | 6.0 | 攻撃では後方、守備では前方。それぞれ異なるベクトルを求められたが、柔軟に、冷静にプレー。なんと言うか、巧くなってきている。 |
MF | 東 慶悟 | 5.5 | 攻撃面で目立つシーンはほぼなかったが、守備と切り替えでこの日もチームに貢献した。 |
FW | ディエゴ オリヴェイラ | 6.0 | 相手が持ち出す場面ではしっかりチェックに入り、攻めに転じれば強さと速さで確実に起点に。そして、リーグ戦5試合連続ゴール。勢い止まらない。 |
FW | 永井 謙佑 | 6.5 | ほしかった先制点を、前半のうちにモノにした。ゴールシーン以外でも裏に抜けようとする動きで相手の最終ラインを引っ張っていて、守備も献身。頭が下がる。 |
FW | ジャエル | 5.0 | この日はまた、気の抜けたバージョン。継続して使われているわけではなく、難しい面はあると思うが、必要な戦力だけに、もう少し安定感は欲しい。 |
MF | ナ サンホ | 5.5 | 松本が1点でも、という流れの中で投入され、きっちりクロージング。 |
MF | 大森 晃太郎 | - | 誕生日&通算150試合出場、おめでとうございました。 |
MG | 長谷川 健太 | 6.0 | 勝って当然、とは言わないが、勝ち点3を強く求められた試合をきっちり勝ちきったうえに、代打起用も見事に的中。この良い流れをなるべく長く続けたい。 |
松本
Pos | 選手名 | 採点 | 短評 |
GK | 村山 智彦 | 5.5 | 2失点は喫したが、それ以上の失点は許さず。自身が出来ることはしっかりと表現していた。 |
DF | 今井 智基 | 5.5 | 粘り強い対人守備にとどまらず、機を見てオーバーラップ。1つ2つ、いいクロスも見せていた。 |
DF | 飯田 真輝 | 5.5 | 自身の脇を使われたのは永井に抜け出された場面のみ。全体的には3バックの真ん中として及第点のプレーだった。 |
DF | 橋内 優也 | 5.0 | フッとしたプレーはその1つだけで、厳しい採点にはなるが、久保にPKを与えたシーンは、試合展開も踏まえてあまりに痛恨だった。 |
MF | 田中 隼磨 | 5.5 | 敵陣でのプレー意欲と年齢を感じさせない上下動は若い選手のお手本となる。が、効果的なプレーは少なかった。 |
MF | パウリーニョ | 5.0 | これはまさに主観だが、足先だけでボールを取ろうとするあまり、やや危ないプレーが多かった印象。激しいけれど、もっとクリーンに出来る選手だけに、残念だった。 |
MF | 宮阪 政樹 | 5.5 | セットプレー含めて、攻めの起点としてよくボールは触れていた。が、決定的なプレーは見せられなかった。 |
MF | 高橋 諒 | 5.0 | 東京の即席右サイドをもっとついていきたかったが、見せられたのは立ち上がり15分ほど。徐々に久保にも押され、攻めの機会を失った。 |
MF | 中美 慶哉 | 4.5 | シャドーの位置からCH側に加担し、間で受けようとする狙いは見えたが、自身もチームも全くその動きを活かせず。ただただ彷徨うだけに終わった。 |
MF | 前田 大然 | 5.0 | どこからボールが出てくるか、チーム全体として定まらなかったことで、走り出しのタイミングを見失った印象も。不完全燃焼に終わった。 |
FW | レアンドロ ペレイラ | 5.5 | 高さ、懐の深さなど自身の持ち味は十分に発揮。この日はシャドーが躍動せず、終わってみれば孤軍奮闘だった。 |
FW | 永井 龍 | 5.5 | 監督の意図はしっかりと汲んで、いくつかシュートまでこぎつけた。試合全体の流れをひっくり返すには至らなかったが、役目はこなした。 |
MF | 杉本 太郎 | 5.0 | 永井と同時に投入されたが、目立ったのは躓いて久保を倒してイエローをもらったシーンくらい。 |
MF | セルジーニョ | 5.5 | 時間を含めれば、こなせることはこなした。 |
MG | 反町 康治 | 5.5 | コイントスでのチェンジエンド含め、やれることはやったが、先制されてしまうとひっくり返すための手駒不足もあり、相当苦しくなる。 |