当たるまで、のんびり待とう、ホトトギス。
東京11R エプソムC(G3)
◎ 02.ベルキャニオン
○ 10.ダイワキャグニー
▲ 06.ハクサンルドルフ
☆ 13.アデイインザライフ
△ 16.サトノアーサー
△ 08.サーブルオール
△ 04.トーセンマタコイヤ
本命はベルキャニオン。非根幹距離の重賞だけあって、当該コースで好走した経験がそのまま活きるケースがしばしば見られますが、今回のメンバーで東京1800m重賞3着内経験馬はベルキャニオン(14年共同通信杯 2着)、スマートオーディン(15年東スポ杯2歳S 1着)、マイネルミラノ(16年エプソムC 3着)の3頭。この中で…となると、スマートオーディンは2年ぶり、マイネルミラノは斤量58キロで4ヵ月半ぶりと買いづらい一方、ベルキャニオンはここ2走とも人気よりはしっかり走っていて、手は出しやすいかなと。
血統は父ディープインパクト×母父フレンチデピュティ。父か母父に米国型ノーザンダンサー系やスピード型の血を持つ馬がたびたび穴を開けていますが、その傾向にも該当。さらに、きょうだい馬はマウントシャスタ(全4勝中3勝が1800m)、ボレアス(ダートで3勝)など非根幹距離やダートで勝ち星を多くあげていて、久々の東京1800mでこれまでの詰めの甘さが一気に解消されても驚きません。
○ダイワキャグニーは、全5勝が東京で、うち3勝が1800m。昨年の毎日王冠も僅差の4着と絶好の舞台で、恐らく確勝を期した1戦。このあと雨がどしゃどしゃ降ってしまったら分かりませんが、多少の雨なら問題ないでしょう。
▲ハクサンルドルフは父がスプリント重賞で強いアドマイヤムーン、母系に持続力勝負に強いボールドルーラーの血もあり。東京1800mも準オープンですが勝ち鞍があり、末脚がズバッとはまるならこの馬でしょうか。
☆アデイインザライフは母父サクラバクシンオー、母母父デインヒルとこのレース向き。そもそも東京は[3.1.2.1]と大得意な舞台で、新潟記念勝ちからの休み明け2戦を中山で叩いてここ、なのは明白。前走のような競馬だとどこにもいないでしょうけど、中団につけられるようなら。
△は16年2着のフルーキーと同じ母父リダウツチョイスのサトノアーサー、距離短縮はマイナス材料ですがこの舞台で勝ち鞍があるサーブルオール、3走前にこの舞台で準オープン勝ちがあり、ここ2走の重賞でも大きく負けていないトーセンマタコイヤまで。
買い目 馬連 ◎-○▲☆ 各500円
3連複 ◎-○▲-○▲☆△ 各100円
3連単3着付け ◎⇒○▲☆ 各100円
◎ 05.レイホーロマンス
○ 06.キンショーユキヒメ
▲ 02.ルネイション
☆ 03.アンドリエッテ
△ 12.ミエノサクシード
△ 13.エマノン
△ 15.フェイズベロシティ
本命はレイホーロマンス。ここ3走重賞で2,3,5着。しかし、父ハービンジャーで2,3走前は距離短縮、前走は位置を取りにいきながら不利に巻き込まれてと惜しいに終わった理由ははっきり。で、今回は待望の距離延長。
斤量も前走の別定54キロからハンデ戦52キロに減り、岩崎Jも再度チャンスをもらった形。もう、道中は溜めてしまいにかける形になることはハッキリしていて、あとはその仕掛けどころだけ。内回りですが阪神コースだけに紛れは少なくなるはずで、ここは差し切りの重賞初制覇に期待してみます。
○キンショーユキヒメは前走で重賞初勝利。父メイショウサムソンなので距離延長は全く問題なく、斤量も55キロならなんとか。
▲ルネイションは前走上がり最速の条件戦勝ち馬。17年1着のアースライズや15年2着のマリアライトはこのパターンで、母系が欧州型なのでより流れがタフになる格上げ初戦も歓迎材料かと。
☆アンドリエッテはいつかタフな差し決着になる重賞で来ると信じていて、マーメイドSは該当しそうな数少ない施行条件。國分恭Jには無欲で乗ってもらえれば。
△は距離延長も問題なさそうなミエノサクシードとエマノン、思っている以上にタフになれば食い込みあってもいい血統と戦績を持つフェイズベロシティまで。
買い目 馬連 ◎-○▲☆ 各500円
3連複 ◎-○▲-○▲☆△ 各100円
3連単1着付け ◎⇒○▲☆ 各100円