続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

エリザベス女王杯

◎ 03.ホエールキャプチャ
○ 10.フミノイマージン
▲ 07.アニメイトバイオ
△ 02.イタリアンレッド
× 14.ダンシングレイン


 このレースはここ5年で3歳馬が4勝。G1で勝負できる馬同士なら斤量の2キロ差が大きいということなんでしょうか。で、狙いとしてはフサイチパンドラリトルアマポーラといった、秋華賞で人気を受けるもちょい負けしてきた馬が、内回り→外回り&根幹距離→非根幹距離替わりで適性をフルに発揮して巻き返すというタイプ。
 そこから本命はホエールキャプチャ。結局2歳時含めての牝馬4冠はいずれも勝てずに終わりましたが、特に3歳3冠はいずれも外枠を引かされて外を回るしかない展開に負けただけ、特に前走秋華賞は明らかに内有利の馬場だったことが上位2頭との差になっただけ。こういうクラシックを勝ちきれない馬は実は非根幹距離で最高のパフォーマンスを出すタイプが多く、これまでのレースぶりを見れば明らかに外回り向き。今回は内枠をもらえましたし、それこそ去年のスノーフェアリーのように道中は中団で脚を溜め、直線で内を突いて差してくる競馬ができれば、クロフネのパワーも活かせるかなと。この人気落ちは逃したくないですね。
 対抗以下は昨日の馬場傾向(近走上がり上位の脚を使ったサンデー系)を重視した結果、府中牝馬Sの1、2、3着という結論。ただ、前走から一番上がり目があるのは当時3着のフミノイマージンでしょう。京都外回りと阪神外回りは直線だけ見れば全く異なる形態をしていますが、その他の部分というのは高低差が似ていて意外と成績がリンクします。で、この馬は今年阪神の重賞で2、1着。しかも内回り2000m、外回り1800mと全くタイプの異なる2つのレースを対応しきってのもので、もうG1でもバカにできないでしょう。叩き2戦目で目一杯の調教もしているようですし、この馬で重賞初制覇を果たした太宰JがG1も…となっても全く驚きません。アニメイトバイオの去年は鼻出血があったようで参考外。乗り難しい馬で前走はテン乗りも多少は影響したと思うので継続騎乗は○。サンデー×ヴァイスリージェント系で脚が持続するタイプですし、1800mが向いているタイプなのでここでも面白いかなと。イタリアンレッドは夏馬で小回り向きなので前走はビックリしましたが、今年は暖かいのでまあ(笑) 外枠なら完全に消しでしたが、小回り向きで器用な差し脚を使えるタイプなので、内でじっと我慢して内を捌いてこれれば今の馬場も味方してくれそう。ダンシングレインはスローで逃げて、坂の下りを利して早めに仕掛ければもしかして。


 買い目 ワイド 03−10,07,02,14