続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

J1第34節 千葉4−2東京 私的雑感

 「押し気味に試合を進め、2−0になったあと3−0にするチャンスが何度もありながら、それを決めきれないことで痛い目に遭う」という、一番最悪なパターンの教科書のような試合。3−0にしておけば何の波乱もなく、千葉がJ2降格となっていた試合でしたけどねぇ。ここに来て「いい人東京」あるいは「弱きを助け、強気を挫く東京」が出てこなくてもいいのにさ(苦笑)。
 でも、リビルディングの一年で(勝手に)残留争いにつま先ぐらいは突っ込みながらシーズンを戦っていくことを覚悟していた中で、1年間上だけを見続けて優勝、ACL争いの助演ぐらいには参加でき、チーム史上最高勝ち点を上げて賞金をゲットできた、ポジティブなリーグ戦だったと思います。そして、ACLについてはまだ天皇杯が残っています。あと3試合、ここまできたら何か「目に見える結果」を手に入れるために、貪欲に戦って欲しいなぁと思います。


P.S 巻の試合後の挨拶にはグッときた。苦しいチーム状態の中で2ケタ得点を奪うという結果も、90分ひたむきに勝利だけを見て走り続ける姿勢も、今季の千葉を牽引し続けてきた男の純粋、安堵、苦難が入り混じったあの涙を見せられたら、やっぱり感じるものがありますよ。
 そして、絶望的な展開から6分間で3得点、その3点目がPK、ベンチにはアレックス・ミラー…CL決勝のリバプールミランを思い出してしまいました。ウチがミランになってしまうとは(泣)