続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

天皇賞・春 予想結果

 1着 ▲ 14.アドマイヤジュピタ
 2着 △ 08.メイショウサムソン
 3着 … 13.アサクサキングス

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 4着 △ 04.ホクトスルタン
 6着 ◎ 03.アドマイヤモナーク
 7着 ☆ 11.トウカイトリック
 9着 △ 07.ドリームパスポート
11着 ○ 12.アイポッパー
 注目のホクトスルタンの逃げペースですが、多少のラップの出し入ったものの、13秒台が1度もないほぼ緩みの無いぺーすでした。まあ、ここはある程度読みどおり。その中で勝ったのがアドマイヤジュピタ。出遅れた時にはさすがにびっくりしましたが、そこで慌てず騒がずマイペース、リズムを崩さないように走らせようとしていた岩田Jの騎乗ぶりは素晴らしかったと思いますね。結果的に脚を溜めることができましたし、ホクトスルタンを捕らえようと早めに動いた前2頭を終始見ることが出来る形になったことで勝利をもぎ取ることが出来たという印象です。自分のリズムさえ守れれば、ある程度道中のポジションや距離に対しては融通性がある馬なので、今後も楽しみです。そして、今年も「米国ダート血統×欧州スタミナ血統」という構成の馬が好走。今後もよほどの高速馬場でもない限りはこういう「ラスト4ハロンの上がりの脚の持続性」を問われるレースになるでしょうから、この血統構成が走るという点は覚えておきたいですね。2着メイショウサムソンはびっくりしました。予想通りの中団待機で「あ〜あ…」なんて思ってしまいましたが、下り坂を使った加速はサムソンらしくない(と言ったら失礼ですが)反応の良さでしたし、残り300mぐらいでは完全にアドマイヤジュピタに置いていかれ、アサクサキングスにも競り負けそうな脚色だったところからもう一丁盛り返して、アサクサキングスを置き去りにしてアドマイヤジュピタに頭差まで迫ったしぶとさと闘争心は、久々にサムソンらしい走りだったと素直に感激しました。結果的に敗れたわけですが、まだ全然終わってませんでしたね。宝塚記念でのリマッチに、今から心踊る次第です。
 そして3着アサクサキングス。もう心の底から、素直に「ごめんなさい」ですね。レースぶりや上がりの数字(35秒5)だけ見れば、消そうと思った理由がそのまま当てはまるとは思うんですが、坂の下りでホクトスルタンがスパートを始めたために追いかけなければならず、しかも後ろからはメイショウサムソンアドマイヤジュピタが凄い勢いで追いかけてきていて、受動的に行かざるを得なかったという非常に難しいレースになってしまった分、3着に終わったというだけの話でしょう。実力的には全く引けを取ってなかったと思いますね。今レースが終わって、「(当時)今年の3歳世代は不作」などと言われた中での去年の菊花賞を振り返ると、前にいた馬が軒並み崩れた中で、4角2番手で勝ちきったアサクサキングスがここでも3着、終始積極的な競馬をして粘りこんだアルナスラインが復帰戦で圧勝、逃げて6着に粘ったホクトスルタンが成長を見せ4着と、個のポテンシャルが高い馬がやっぱり結果を残していたんだなぁと改めて思うところです。その4着ホクトスルタン、何も言うことはない、完璧な逃げだったと思います。斤量58kgを背負ったのも初めてでしたし(他に初経験はドリームパスポートのみ)、間違いなく来年以降がある馬。今回は「父子4代制覇」の話題性も加味しての単勝穴人気馬でしたが、来年は堂々と主役として出てきていることを祈りましょう。
 以下は簡単に。6着アドマイヤモナークはあそこまで後方待機策を取るとは夢にも思わず。それでいて35秒台の脚しか使えなかったので完敗は完敗ですし、58kgの際のパフォーマンス低下を見ると、G1を取れる器ではないのかもしれません。高評価した7着トウカイトリック、11着アイポッパーは希望通り先行しての敗戦なので仕方ありません。自分の見る目がなかったの一言です。9着ドリームパスポートはここまでスタミナを問われるレースになってしまってはノーチャンスと言うことでしょう。12着ポップロックは内田博Jの手綱捌きにも疑問が残りますし、そもそもスタートから馬の行く気が無かったような印象でした。
 馬券はアサクサキングスに来られたので惨敗。でも、レース内容は素晴らしかったので、マイナスの感情は全く無いです。

 購入 馬連BOX 03,11,12,14 各1,000円
      3連複2頭軸 03−12−04,07,08,11,14 各500円
               03−14−04,07,08,11,12 各300円
               03−11−04,07,08,12,14 各100円