続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

デイリー杯2歳S(G2)

◎ 03.ジャンダルム

○ 02.フロンティア

▲ 05.ケイアイノーテック

☆ 08.カツジ

△ 01.ロードイヒラニ

△ 04.メガリージョン

△ 06.ヒシコスマー

 

 本命はジャンダルム。新馬戦は位置取りの良さで上がり勝負を制した格好ですが、ほぼ鞍上に追われずに上がり33.7秒は立派な数字。まだ全然奥がありそうなレース振りでした。

 血統は父キトゥンズジョイ×母父サンデーサイレンス(母ビリーヴ)。祖父エルプラドサドラーズウェルズ系ながら仕上がりが早かった馬。ここまでビリーヴの子どもたちは年が明けてから、というタイプが多かったですが、この父なら2歳戦の重賞でも。やや力の要る馬場になっているもの良いかと。

 ○フロンティアは前走重賞勝ち。2着だったコーディエライトが次走ファンタジーSでも2着、3着だったテンクウもサウジアラビアRC4着としっかり走っており、父ダイワメジャー×母父欧州型ナスルーラ系は昨年2着のボンセルヴィーソと同配合。▲ケイアイノーテック、☆カツジはディープ産駒。母父米国型のケイアイを上にとりましたが、どちらか1頭は好走するかと。△に勝負になりそうな3頭を押さえて、馬券は3連単1着固定で。

武蔵野S(G3)

◎ 06.サンライズノヴァ

○ 12.ベストウォーリア

▲ 13.インカンテーション

☆ 08.ノンコノユメ

△ 16.カフジテイク

△ 14.モーニン

△ 02.ゴールデンバローズ

△ 05.メイショウウタゲ

 

 本命はサンライズノヴァ。前走は休み明けかつ初の1400mに戸惑ったのか、直線入り口まではやや心配になるレース振りでしたが、内田Jのゴーサインに応えてからは見事な脚色を見せ快勝。過去の戦歴を見ると連荘が利かないタイプのようにも見えますが、敗れたレースは全て1800m以上で、1400m→1600mの距離延長なら問題ないと見ました。

 血統は父ゴールドアリュール×母父サンダーガルチ。ここ3年は父米国型が強いレースですが、昨年2着のゴールドドリームは父ゴールドアリュール×母父フレンチデピュティと父サンデー系が全く向かないレースではないので、大丈夫でしょう。何より、戸崎Jがベストウォーリアを蹴ってまでこちらを選んだ点は買いかと。

 ○ベストウォーリアはもう2年勝ち鞍がありませんが、安定感は今も現役トップレベル。▲インカンテーションはようやくスランプを脱し、ここ3戦連続好走。武蔵野Sはこういった近走好調馬がよく来るレース。☆ノンコノユメは去勢手術後馬券圏内もありませんが、一昨年ズバッと差しを決めて勝っています。長い休みがプラスに出て、人気が落ちるようなら面白い1頭。なお、いずれも父米国型です。

 △は4頭。外枠の人気2頭よりは、やや実績不足も米国×米国で休み明けがむしろ面白いゴールデンバローズ、当コースでのオープン勝ちがあり、距離短縮も全く問題ないメイショウウタゲの内枠2頭のほうが面白いかなと。馬券は3連単1着付けで。

みやこS(G3)

◎ 14.タムロミラクル

○ 15.エピカリス

▲ 16.テイエムジンソク

☆ 06.タガノディグオ

△ 01.モルトベーネ

△ 05.アスカノロマン

△ 04.トップディーヴォ

△ 12.キングズガード

 

 続いてみやこS。本命はタムロミラクル。昨年は準オープン勝ちからの挑戦で9着に終わりましたが、その後勝ち星こそ無いものの地方交流重賞で複数好走していて、確実に力はつけています。ここ2走はいずれも距離延長で伸びずという競馬になりましたが、当レースは前走1800m以上で1秒未満の負けを喫した馬がよく巻き返しを見せていて、今回はさらに距離短縮。外枠からスムーズに先行できれば最後まで一脚あってもいいと思いますし、川田Jとは8戦コンビを組んでいずれも3着内と相性抜群なのも○かと。

 血統は父ディープインパクト×母父ジョリーズヘイロー。父サンデー系×母父米国型は当レースよく走っていますし、金曜日の1800mは芝指向が窺える種牡馬の顔ぶれ。明日もその傾向が残っていれば面白いかと。

 ○エピカリスは一叩きされて額面どおり良くなっていれば。▲テイエムジンソクは大外で難しいレースを強いられるかもしれませんが、逃げなければいけない馬ではありませんし、3番手あたりでリズムよく走れれば。☆タガノディグオは京都特注のエンパイアメーカー産駒。前走は初の古馬との一戦ながら最後まで頑張っていましたし、無欲で乗れれば。押さえは4頭で、馬券は3連複2頭軸×3本。

アルゼンチン共和国杯(G2)

◎ 03.デニムアンドルビー

○ 01.セダブリランテス

▲ 04.スワーヴリチャード

△ 11.アルバート

△ 07.ソールインパク

△ 08.カレンミロティック

△ 13.ハッピーモーメント

△ 14.レコンダイト

 

 日曜日はお仕事なので、土曜日のうちに。まずはアルゼンチン共和国杯

 本命はデニムアンドルビー。すっかり後方からいい脚は使うけど届かず・・・というキャラクターになってはしまいましたが、それでも前走オールカマーでも最後までしっかり伸びてはいました。

 過去5年を見ると、前々でレースをした馬だけで決着するレースではなく、イメージを重ねたいのは13年の勝ち馬アスカクリチャン。前走アイルランドトロフィー(2000m)で上がり最速4着からの穴一発でしたが、デニムアンドルビーも前走は上がり最速。

 血統的には父ディープインパクト×母父キングカメハメハ。土曜の東京芝はディープ、ステイゴールドキングマンボ系(を含む欧州型ミスプロ系)で好走馬の大勢を占めており、血統傾向としてはもってこい。

 何よりも賭けたいのは、ここが14年ジャパンカップ以来ほぼ3年ぶりの東京であること。東京が絶対的にいいタイプとまでは言いませんが、オークス、13年ジャパンカップの好走を思い出すと、年齢的にもあと一発あるとすればここじゃないかと。

 レースぶりも今日の芝を見ればアスカクリチャン同様、道中はインでじっとして、直線も外に出さずに内を狙ってバラけてくれれば・・・というピンかパーでいいのかなと。それが出来れば頭まで、という狙いです。

 相手は3歳馬2頭。斤量と人気を考えてセダブリランテスを○にしましたが、当レースはキャリア15戦以下の馬が過去5年で複勝率60%と滅法走っていて、斤量58.5キロでベテランのアルバートを買うよりは、斤量軽い若手のセダブリランテス、▲スワーヴリチャードの方が好走確率高いと見ました。しかし、スワーヴ単勝1倍台はやりすぎじゃなかろうか(苦笑)

 押さえは5頭。中でも注目は夏の目黒記念で13人気3着と穴を開けたハッピーモーメント。今回はこの馬が逃げても、というメンバー構成で、目黒記念よりも内が有利な展開になれば、もう一発あっても驚きません。馬券は3連単1着固定で。

京王杯2歳S(G2)

◎ 04.ニシノウララ

○ 05.タイセイプライド

▲ 01.タワーオブロンドン

☆ 08.アサクサゲンキ

△ 09.エントシャイデン

△ 02.トーセンアンバー

△ 06.カシアス

 本命はニシノウララ。当レースで好走している馬を見ると、前走1600m以上で、かつ先行していた馬が距離短縮で、というタイプが多く、今回距離短縮はトーセンアンバー、ニシノウララ、エントシャイデンの3頭。そのうち前走先行していたのはニシノウララのみ。その前走、勝ち馬は世代でも上位と目されるレッドレグナント。そのレッドレグナントを番手で追いかけての4着ならば十分目処の立つ内容だったかと。

 血統的には父リーチザクラウン×母父ラーイ。京王杯2歳Sは米国の血、あるいはスプリンターの血を求められるレースですが、母父ラーイで該当。また、リーチザクラウンは母父シアトルスルーボールドルーラー系)の影響で距離延長よりは距離短縮が向く産駒が多く、前走は新馬戦からの距離延長ながらの4着だったことを踏まえれば、今回の距離短縮は確実にプラス。逃げる馬がいなければ逃げてもいいでしょうし、番手なら番手でもいいし、とにかく内をビッタリ回ってロスの無い競馬が出来れば3着ぐらいあっても。

 相手はすでに2勝目を挙げている○タイセイプライド、▲タワーオブロンドン、☆アサクサゲンキにし、押さえに距離短縮となるトーセンアンバーとエントシャイデン、さらに重賞勝ち馬のカシアスまで。馬券は3連複2頭軸×3本。