続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

京王杯2歳S

◎ 04.オリービン
○ 14.モンストール
▲ 03.サドンストーム
△ 01.ナイスヘイロー
△ 05.ゲンテン
△ 12.ダイワインスパイア
△ 13.エーシンブラスター


 過去5年で4頭も2桁人気馬が馬券に絡んでいるレース。また、5人気以下という目線で見ると、毎年のように1600m戦を先行していた馬が距離短縮で穴を開けています。血統的にはミスプロ系やヴァイスリージェント系など米国ダート血統を持つ馬が目立ち、よほどの外差しにならない限りは内の馬が有利です(ここ3年は8番より内しか来ていない)。
 というところから本命はオリービン。今回距離短縮はこの馬と○モンストール、△ゲンテンの3頭で、この馬は前走未勝利戦ながら1800mを先行して勝っている点がまず○。血統はダイワメジャー×Zilzal×Emperyですが、ダイワメジャー自身が母父ノーザンテーストでパワーのいる馬場は歓迎材料でしょうし、Zilzalもヌレイエフ系で渋った馬場はいいはず。かつ、ダイワメジャー産駒は全体の数字こそマイル以上の方が安定していますが、ことオープン勝ちに限ると全3勝中1200mで2勝をあげておりいずれも距離短縮だったこと(エピセアローム@小倉2歳S、ビウイッチアス@カンナS)、また、母シャンクシーの仔はピクシーダスト、マイノチカラなど1200m寄りの馬が多く出ており、距離短縮で力をさらに発揮する可能性が高いかなと。
 対抗モンストールは休み明けの外枠がちょっと嫌ですが、すでにこの距離で実績がありながらの距離短縮で、アドマイヤマックス×デヒアという血統から道悪も全く問題なしと判断。内枠(内伸び)しかどうしようもない競馬にならなければ3着以内は堅いかなと。穴で面白いのはサドンストーム。兄には今年のセントウルS2着、スプリンターズS5着のラッキーナインがおり、スプリント適正はお墨付き。ノーザンダンサーのクロスもあるので道悪も○。で、父ストーミングホームは今年の新種牡馬でまだ適正が世の中に知れ渡っていませんが、自身の競争成績や海外での実績を鑑みればこれからマイル〜中距離で真価を発揮するタイプが増えてくるはずで、1ハロンですが距離延長はプラスと見ます(実際に新馬戦は1400m)。あとは人気のゲンテンダイワインスパイア、穴で雨のキングヘイローとなるナイスヘイロー、馬場がやや渋った09年の勝ち馬エイシンアポロンの父はストームバード系(Giant's Causeway )でしたが、ストームバード系×ストームバード系で福永→川田という同じ系列の乗り替わりで色気を感じるエーシンブラスターを。


 買い目 3連複2頭軸 04−14-01,03,05,12,13