まさかの連敗スタートとなったトッテナムが、ホームに昇格組のダービーを迎えての1戦でした。
まあ、終わってみれば4−0とトッテナムが順当勝ち。しかも14分で3点と、早々に勝負ありでした。ただ、ベルバトフ、レノン、ゾコラ、ベイル、キング、ドーソンと主力を多数欠く中、やはり全体的に迫力のあるところが少なかった気はしますし、前半の3点はダービーの守備がひどすぎたため、そのまま評価していいかは微妙なところ。このあとマンチェスター・U、フルアム、アーセナルと難敵が続きますが、今季こそ本当にCL出場権獲得を狙えるのかを計るには、見る側からしたらちょうどいいスケジュールかもしれませんね。
一方のダービーですが、前半は典型的な「人がいるだけの守備」でした。あれだけ人がいても、肝心のバイタルエリアがスッカスカでは、どうしようもないですね。攻撃面もハワードのポスト、アーンショウの個人技しか打開策がなく、コンダクダーのバーンズの復帰や補強がない限り苦しいでしょう。古豪久々のトップリーグの前途は多難といわざるを得ませんかね。